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【例文付き】面接で「好きな言葉」を聞かれたら?元人事が教える正しい答え方

面接で「好きな言葉」を聞かれた時の正しい答え方を、元日系大手人事の経験を基に解説。企業が質問する意図や評価される回答の構成、受かる例文、好印象を与える話し方の基本ポイント、深掘り質問への対策などをご紹介します。

「面接で急に好きな言葉を聞かれて、頭が真っ白になった」
「座右の銘と何が違うの?何を答えれば評価されるかわからない」

これらは、en-courage利用者からよく寄せられる悩みです。志望動機や自己PRは対策していても、こうした「変化球」の質問には不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

しかし、好きな言葉は単なる雑談ではありません。実は面接官があなたの価値観や行動指針、入社後の働き方を見極めるための重要な質問なのです。

そこで今回は、元日系大手人事でen-courageの就活サポーターとして延べ3,000名以上の学生を支援してきた成田さんの経験やen-courage利用者へのインタビューを基に、企業が質問する意図や評価される回答の構成、受かる例文、好印象を与える話し方の基本ポイント、深掘り質問への対策などをご紹介します。

面接で問われる「好きな言葉」とは

なぜ面接官はわざわざ好きな言葉を聞くのでしょうか。元日系大手人事として数多くの面接を行ってきた成田さんによれば、この質問には企業が重視する明確な意図があるといいます。まずは企業側の視点を理解することから始めましょう。

定義:自分が大切にしている言葉・心に響く言葉

好きな言葉とは、自分が大切にしている言葉・心に響く言葉を問う質問です。面接官は、就活生がどのような言葉に心を動かされ、日々の行動にどのような指針を持って生きているのかを知りたいと考えています。好きな言葉を通じて、その人の価値観や人柄、物事への向き合い方が自然と見えてくるため、面接でよく質問されるテーマの一つとなっています。

座右の銘との違い

「好きな言葉」と「座右の銘」は似ているようで、実はニュアンスが異なります。座右の銘は「常に心に留め、自分の戒めや励ましとする言葉」であり、人生の指針として意識的に掲げているものです。一方、好きな言葉はより広い概念で、心に響いた言葉や共感できる言葉全般を指します。座右の銘ほど堅くなくても構いませんが、面接では「なぜその言葉が好きなのか」「どう行動に活かしているか」まで問われるため、単に「響きが好き」という程度では不十分です。

企業が「好きな言葉」を聞く理由

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成田さんは日系大手企業の人事として多くの面接を行う中で、「好きな言葉」の質問には単なるアイスブレイク以上の重要な意図を込めていたといいます。実際に面接官がどのような観点で質問を投げかけているのか、現場での経験に基づいた4つの意図を紹介します。

  • 行動の指針となる価値観を知るため:どのような言葉に心を動かされるかは、その人の価値観を映し出します。日々の行動を支える根本的な考え方を知ることで、入社後の働き方を予測しようとしています。
  • 自社の文化との相性を確認するため:企業には独自の社風や大切にしている価値観があります。就活生が大切にしている言葉と企業の理念が合致しているかを確認し、カルチャーフィットを見極めています。
  • 言葉を通じた自己表現力を見るため:自分の内面を言葉で的確に表現できるかは、ビジネスシーンでも重要なスキルです。抽象的な「好きな言葉」を具体的なエピソードと結びつけて説明できるかを見ています。
  • 用意していない質問での対応力を見るため:事前準備がしにくい質問を投げかけることで、想定外の事態にも柔軟かつ冷静に対応できる地頭の良さや機転を測っています。

このように、面接官は「どんな言葉が好きか」という事実だけでなく、その背景にある人間性や能力を多角的に評価しているのです。

企業の評価ポイント

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では、実際に人事は何を基準に評価を下しているのでしょうか。成田さんの経験上、単に「良い言葉か」ではなく、社会人としての資質に関わる以下の4点を重点的に見ていたといいます。

  • 自分の経験と結びついた言葉を選んでいるか:好きな言葉が単なる借り物ではなく、自分の実体験に基づいて選ばれているかを評価します。具体的なエピソードと結びついた言葉は説得力があり、本当にその価値観を大切にしていることが伝わります。
  • 言葉の意味を正しく理解しているか:選んだ言葉の意味を正確に理解し、自分の言葉で説明できるかを確認しています。意味を誤解していると、準備不足や理解力の欠如と判断されます。
  • 企業の価値観と一致しているか:就活生が大切にしている言葉が、自社の理念や社風と合致しているかを見ています。価値観の一致は、入社後の活躍や定着に直結すると考えられています。
  • 想定外の質問にも対応できるか:準備していない質問に対して、動揺せず論理的かつ具体的に答えられる対応力は、ビジネス現場での臨機応変な対応力と直結します。

成田さんは「これらのポイントを押さえた学生は、入社後も活躍できる人材として高く評価していた」と振り返ります。単なる言葉の紹介を、入社後の活躍イメージへと繋げることが内定への鍵となります。

好印象を与える回答内容の作り方

en-courage利用者の間でも、「好きな言葉」で何を話せば評価されるのか、正解がわからず悩む声は多く聞かれます。ここでは、成田さんのアドバイスをもとに、面接官に好印象を与える回答の構成・ポイント・注意点を例文とともに紹介します。

回答の構成・テンプレート

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型に当てはめることで、誰でも論理的な「好きな言葉」の回答ができます。

  • ①結論(好きな言葉を明示):まずは「私が好きな言葉は〇〇です」と端的に伝えます。
  • ②言葉の意味(面接官に伝わるように):その言葉が持つ意味を簡潔に説明し、面接官との認識を合わせます。
  • ③この言葉を好きになったきっかけ:その言葉に出会った経緯や、心に響いた具体的な体験を話し、あなただけのストーリーを伝えます。
  • ④日常での意識・行動変容:その言葉を意識するようになってから、自分がどう変わったかを具体的に示します。
  • ⑤入社後の活かし方:その言葉を胸に、入社後どのように活躍したいかを述べ、入社後のイメージに繋げます。

回答で好印象を与えるポイント

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採用担当者は毎日多くの面接を行います。成田さんは人事経験から、「ありきたりな表現は記憶に残らない」と指摘します。また、en-courage利用者へのインタビューでも、内定を獲得する学生には共通して「相手を意識した工夫」があることがわかってきました。ここでは、その他大勢に埋もれないためのテクニックを紹介します。

  • 志望企業の社風や求める人物像に合った言葉を選ぶ:企業の求める人物像(挑戦心、協調性など)を確認し、それに合致する言葉を選びましょう。「御社で活躍できる素質がある」と感じさせることが重要です。
  • 結論から伝える:冒頭で「私が好きな言葉は〇〇です」と端的に伝えましょう。結論ファーストで話すことで、面接官に関心を持ってもらいやすくなり、話の全体像も伝わりやすくなります。
  • 言葉の意味を正確に理解する:選んだ言葉の意味を正しく理解し、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。意味を誤解したまま話すと、準備不足と判断されます。
  • その言葉を意識する前と後で自分がどう変わったかを示す:「この言葉を意識するようになってから〇〇できるようになった」と変化を示すことで、言葉が単なるお飾りではなく行動に影響を与えていることが伝わります。
  • 自己PRで伝える強みと一貫性を持たせる:好きな言葉と自己PRで伝える強みに矛盾がないよう注意しましょう。一貫性があることで、あなたの人物像がより明確に伝わります。

回答で減点されないための注意点

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「好きな言葉」の回答には評価を下げるNGパターンがあります。以下のポイントを押さえて、致命的なミスを防ぎましょう。

  • 言葉の意味を誤解しない:選んだ言葉の本来の意味を正しく理解しているか確認しましょう。特にことわざや四字熟語は、一般的に誤解されている意味で覚えていることもあるため注意が必要です。
  • 企業の方向性に反する言葉を選ばない:チームワークを重視する企業に「個人プレー」を連想させる言葉、安定志向の企業に過度な「リスク志向」の言葉は避けましょう。企業研究を踏まえた選択が必要です。
  • 聞いたことのない難解な言葉は避ける:面接官に伝わらない難解な言葉や、説明が複雑になりすぎる言葉は避けましょう。シンプルでも自分の体験と結びついた言葉のほうが効果的です。
  • 流行語や軽い言葉は避ける:SNSで流行っている言葉や、軽すぎる印象を与える言葉は、真剣さが伝わらず評価を下げる可能性があります。
  • 言葉だけで終わらず理由とエピソードを添える:「〇〇という言葉が好きです」で終わらせず、なぜ好きなのか、どう行動に活かしているかまで必ず説明しましょう。

例文

ここでは、上記の構成・ポイントに沿った「好きな言葉」の回答例を紹介します。ご自身の状況に近いものを参考にしてください。

努力・継続系の言葉の例文

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私が好きな言葉は「継続は力なり」です。これは、小さな努力でも続けることで大きな成果に繋がるという意味の言葉です。大学2年生の時、TOEICのスコアが伸び悩んでいた時期に恩師からこの言葉をかけていただきました。それ以来、毎日30分の英語学習を1年間続けた結果、スコアを200点以上伸ばすことができました。この経験から、目標に向かって地道に努力することの大切さを実感しました。御社でも、日々の業務に真摯に取り組み、長期的な視点で成果を積み上げていきたいと考えています。

挑戦・成長系の言葉の例文

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私が好きな言葉は「失敗は成功のもと」です。これは、失敗を恐れず挑戦し、そこから学ぶことで成長できるという意味の言葉です。学生時代のプログラミングコンテストで、チームリーダーとして挑んだ初回は惨敗でしたが、何が足りなかったかを徹底的に分析しました。翌年は改善点を踏まえた準備を重ね、最終的に入賞することができました。この経験から、失敗を成長の糧にする姿勢が身についたと感じています。御社でも、新しい挑戦を恐れず、失敗からも学び続ける姿勢で貢献したいと考えています。

協調・感謝系の言葉の例文

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協調・感謝系の言葉の例文

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私が好きな言葉は「情けは人の為ならず」です。これは、人への親切は巡り巡って自分に返ってくるという意味の言葉です。サークル活動でイベント運営を担当した際、他のメンバーの負担軽減のために自ら雑務を引き受けていました。すると、私が忙しい時には周囲が自然と助けてくれるようになり、チーム全体の結束も強まりました。この経験から、自分から周囲に貢献する姿勢の大切さを学びました。御社でも、チームへの貢献を惜しまず、信頼関係を築きながら成果を出していきたいと考えています。

ポジティブ・前向き系の言葉の例文

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私が好きな言葉は「ピンチはチャンス」です。これは、困難な状況こそ成長の機会であるという意味の言葉です。大学3年生の時、ゼミの研究発表で予定していた調査が直前に頓挫しました。焦る気持ちもありましたが、この言葉を思い出し、別の角度からアプローチする方法を模索しました。結果的に、当初よりも深い考察ができ、教授からも高評価をいただきました。この経験から、逆境でもポジティブに考え抜く力が身についたと感じています。御社でも、困難な場面でこそ冷静に対処し、成長の機会として活かしていきたいと考えています。

誠実・信頼系の言葉の例文

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私が好きな言葉は「有言実行」です。これは、言ったことは必ず実行するという意味の言葉です。アルバイト先の飲食店で、新人教育の改善を店長に提案した際、「言うだけでなく自分でやってみろ」と任されました。マニュアルを作成し、3ヶ月間新人の指導を続けた結果、離職率が改善し、店長からも信頼を得ることができました。この経験から、発言に責任を持ち、行動で示すことの重要性を学びました。御社でも、約束を守り、行動で信頼を積み重ねていきたいと考えています。

好きな言葉が思いつなかい場合の見つけ方

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特別な言葉が思いつかない場合でも、視点を変えることで魅力的な「好きな言葉」は見つかります。ここでは、自分一人では思いつかない言葉を発見する4つの方法を紹介します。

【おすすめ】就活のプロに相談する

自分では「大したことない」と思っている日常の行動も、客観的な視点を通せば「好きな言葉」の発見に繋がります。一人で悩むよりも、就活エージェントに相談し、あなたの性格や価値観、過去の経験から「あなたに合った言葉」を一緒に見つけ出してもらうのが最も効率的です。プロのアドバイスを受けることで、自分一人では気づけなかった強みを盛り込んだ、魅力的な「好きな言葉」の回答が完成します。

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過去・現在・未来の3軸で自己分析して、合うものをAIに提案してもらう

自己分析で洗い出した「大切にしている価値観」「過去の成功体験」「将来なりたい姿」をChatGPTなどのAIに入力し、それに合った言葉を提案してもらう方法です。「〇〇を大切にしていて、△△の経験がある人に合う好きな言葉を10個教えて」と質問すれば、自分では思いつかなかった選択肢が見つかります。ただし、AIの提案をそのまま使うのではなく、必ず自分の体験と結びつけられるか確認しましょう。

▼自己分析のやり方については、以下の記事をご覧ください
【まずは3つでOK】受かる自己分析シート大全種類・使い方・ESや面接での活用法などを元日系大手人事が解説

一覧からジャンル別に探す

「好きな言葉 一覧」「座右の銘 一覧」などで検索し、ジャンル別(努力系、挑戦系、協調系など)にまとめられた言葉から探す方法です。ピンとくる言葉が見つかったら、その言葉と自分の経験を結びつけられるか考えてみましょう。言葉ありきではなく、自分の体験に合う言葉を選ぶことが重要です。

以下に、タイプ別の好きな言葉50選を紹介します。自分の性格や強みに近いタイプから、ピンと来る言葉を探してみてください。各タイプの「おすすめ」は本記事で例文を紹介しているので、参考にしてみてください。

<5ジャンル別:好きな言葉一覧>

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  • 努力・継続タイプ(コツコツ積み重ねる人向け)
    • 継続は力なり:小さな努力でも続けることで大きな成果につながるという教え
    • 石の上にも三年:辛くても辛抱強く続ければ、やがて成功するという教え
    • 千里の道も一歩から:大きな目標も、まずは小さな一歩から始まるという教え
    • 塵も積もれば山となる:小さなものでも積み重ねれば大きなものになるという教え
    • 努力は裏切らない:真剣に取り組んだ努力は必ず報われるという教え
    • 雨垂れ石を穿つ:小さな努力でも根気よく続ければ、大きな成果を生むという教え
    • 急がば回れ:急ぐときほど安全で確実な方法を取るべきという教え
    • 地道な努力に勝る才能なし:才能よりも継続的な努力が成功につながるという教え
    • 一歩一歩着実に:焦らず着実に進むことが大切だという教え
    • 桃栗三年柿八年:何事も成果が出るまでには相応の時間がかかるという教え
  • 挑戦・成長タイプ(失敗を恐れず前に進む人向け)
    • 失敗は成功のもと:失敗を糧にすれば成功につながるという教え
    • 七転び八起き:何度失敗しても諦めずに立ち上がり続けること
    • 虎穴に入らずんば虎子を得ず:リスクを冒さなければ大きな成果は得られないという教え
    • 案ずるより産むが易し:心配するよりも実際にやってみると意外と簡単だという教え
    • 為せば成る:強い意志を持って取り組めば、必ず実現できるという教え
    • 挑戦なくして成長なし:挑戦することでしか成長は得られないという教え
    • 失敗を恐れるな:失敗を恐れて行動しないことが最大の失敗だという教え
    • やらない後悔よりやる後悔:行動しなかったことを後悔するより挑戦すべきという教え
    • 昨日の自分を超える:常に成長し続けることが大切だという教え
    • 思い立ったが吉日:何かを始めようと思ったら、すぐに行動するのが良いという教え
  • 協調・感謝タイプ(周囲との関係を大切にする人向け)
    • 情けは人の為ならず:人に親切にすれば、巡り巡って自分に良いことが返ってくるという教え
    • 一期一会:一生に一度の出会いだと思って、目の前の人との時間を大切にするという教え
    • 感謝の気持ちを忘れない:周囲への感謝を常に持ち続けることが大切だという教え
    • 和を以て貴しとなす:人との調和を大切にすることが重要だという教え
    • おかげさまの精神:自分の成功は周囲の支えがあってこそだという教え
    • 縁の下の力持ち:目立たないところで人を支えること
    • 実るほど頭を垂れる稲穂かな:成功しても謙虚な姿勢を忘れないという教え
    • 三人寄れば文殊の知恵:みんなで協力すれば良い考えが生まれるという教え
    • 持ちつ持たれつ:互いに助け合って生きていくことが大切だという教え
    • 恩を忘れず:受けた恩を忘れずに感謝の気持ちを持ち続けるという教え
  • ポジティブ・前向きタイプ(困難をチャンスに変える人向け)
    • ピンチはチャンス:困難な状況こそ成長の機会であるという教え
    • 笑う門には福来る:明るく前向きに過ごせば幸運が訪れるという教え
    • 明けない夜はない:どんな困難も必ず終わりが来るという教え
    • 雨降って地固まる:困難を乗り越えることでより強くなるという教え
    • 転んでもただでは起きない:失敗からも必ず何かを得ようとする姿勢
    • 今日がダメでも明日がある:失敗しても次があるという前向きな考え
    • 何とかなる:困難に直面しても楽観的に乗り越えようとする姿勢
    • 逆境こそ成長のチャンス:困難な状況で人は最も成長するという教え
    • 物事は見方次第:捉え方を変えれば状況も変わるという教え
    • なんくるないさ:心配しなくても何とかなるという沖縄の言葉
  • 誠実・信頼タイプ(真面目で信頼を大切にする人向け)
    • 有言実行:口にしたことは必ず実行するという姿勢
    • 誠実であれ:常に正直で真心を持って行動することが大切だという教え
    • 言行一致:言葉と行動が一致していること
    • 信頼は一日にして成らず:信頼は日々の積み重ねで築かれるという教え
    • 約束は守る:どんな小さな約束も守ることが信頼につながるという教え
    • 嘘をつかない:正直であることが人としての基本だという教え
    • 責任感を持つ:自分の行動に責任を持つことが大切だという教え
    • 初志貫徹:最初に心に決めた志を、最後まで貫き通すこと
    • 凡事徹底:当たり前のことを当たり前にやり続けることの大切さ
    • 誠心誠意:嘘偽りのない真心で物事に向き合うこと

志望企業の理念と照らし合わせて探す

志望企業の企業理念やビジョン、求める人物像を確認し、それに関連する言葉を探す方法です。企業が大切にしている価値観と自分の好きな言葉が一致していれば、カルチャーフィットのアピールにもなります。ただし、無理に合わせると深掘り質問で矛盾が生じるため、本当に共感できる言葉を選びましょう。

面接での回答に適した「好きな言葉」の選び方

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複数の言葉がある場合、どれを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。ここでは、面接で評価されやすい言葉を選ぶためのポイントを紹介します。

人柄が伝わる言葉を選ぶ

自分の人柄や性格が最も伝わる言葉を選ぶことが重要です。面接官は「好きな言葉」を通じて、あなたがどのような人物かを知りたいと考えています。例えば、協調性をアピールしたい場合は「和を以て貴しとなす」、主体性をアピールしたい場合は「自分の道を切り拓く」など、伝えたい人柄に合った言葉を選ぶことで、より効果的に自己アピールができます。

具体的なエピソードと結びつく言葉を選ぶ

その言葉に関連する具体的な体験談がある言葉を優先的に選びましょう。「なぜその言葉が好きなのか」を聞かれた時に、実体験を交えて説明できる言葉は説得力があります。複数の言葉がある場合でも、最もエピソードが豊富な言葉を選ぶと効果的です。

仕事に活かせる価値観と結びつく言葉を選ぶ

志望職種や業界と関連づけられる言葉を選ぶことも重要です。営業職を志望している場合は「粘り強さ」を連想させる言葉、企画職を志望している場合は「創造性」を連想させる言葉を選ぶことで、入社後の貢献イメージが明確になります。ただし、無理に関連づけるのではなく、自然に結びつけられる言葉を選ぶことが大切です。

面接での話し方

どれほど素晴らしい好きな言葉であっても、伝え方次第で印象は大きく変わります。成田さんは人事として多くの面接を行う中で、話し方ひとつで評価が覆る場面を何度も見てきたといいます。ここでは面接官に一緒に働きたいと思わせる話し方のコツを解説します。

好印象を与える話し方の基本ポイント

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好きな言葉を伝える際は、言語情報だけでなく「非言語情報(表情、声のトーン、姿勢)」も極めて重要です。自信を持って想いを伝えるための基本的なポイントを押さえましょう。

明るくハキハキと大きな声で話す

人の第一印象は数秒で決まると言われています。小さな声でボソボソと話すと、自信がなく本当のことを話していないと誤解される恐れがあります。普段よりも少し大きめの声を意識し、語尾まではっきりと発音しましょう。また、口角を上げ、相手の目を見て話すことで、熱意と誠実さが伝わりやすくなります。

自信を持って言い切る

弱々しい声で自信なさげに話すと「本当にこの人の好きな言葉なのか?」と不安を抱かれてしまいます。事前に十分な準備と練習を重ねておけば、緊張が軽減し自信を持って話せるようになります。落ち着いて丁寧にハキハキ話すことを心がけましょう。

丸暗記ではなく自分の言葉で話す

原稿を一字一句丸暗記して棒読みになると、感情が乗らず熱意が伝わりません。また、途中で言葉を忘れた際にパニックになるリスクもあります。文章全体を覚えるのではなく、「伝えたいキーワード(言葉、エピソード、活かし方)」を記憶し、その場の状況に合わせて自分の言葉で構成して話すように練習しましょう。

1分程度で簡潔にまとめる

好きな言葉の回答も、1分程度(約300字)で簡潔にまとめることが重要です。最も一般的な長さであり、標準的な構成で話すことができます。長々と話しすぎると、要点が伝わりにくくなり、面接官の集中力も途切れてしまいます。

口癖に注意する

自分の言葉で話すことは重要ですが、「えーっと」「あー」「なんか」といった口癖は、聞き手に「準備不足」や「自信がない」という印象を与え、話の内容への集中を妨げます。沈黙が怖い場合は、一呼吸置いて落ち着いて話し出すか、「少し考えさせてください」と断る勇気を持つことも時には必要です。模擬面接を録音して自分の癖を客観的に把握しましょう。

面接形式別の注意点

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対面やオンラインなど、面接の形式によって意識すべきポイントは異なります。それぞれの環境に合わせた対策を行うことが大切です。

集団面接:他の就活生と回答が被った時の対処法

集団面接で最も不安なのが「前の人と回答が被ること」ですが、無理に内容を変える必要はありません。「〇〇さんがおっしゃった点と重なりますが」と前置きし、相手の意見を尊重しつつ、自分だけの具体的なエピソードを加えて話しましょう。同じ言葉でも、そこに至る経緯や体験で差別化を図ることが重要です。

オンライン面接:画面越しでも好印象を与える3つのポイント

対面よりも情報量が減るため、視覚と聴覚の環境を整えることが最優先です。

  • カメラ目線を意識する:画面の相手を見るのではなく、カメラのレンズを見ることで「目が合っている」と感じさせます。
  • 声のトーンを上げる:普段よりワントーン高く、ハキハキと話すことで、機材を通しても熱意が伝わります。
  • 背景をシンプルに整える:生活感が出すぎないよう、シンプルな壁や整理された背景を選び、表情が明るく見える環境を作りましょう。

最終面接:一次・二次との違いと、役員への話し方

現場社員が「能力」を見る一次・二次とは異なり、最終面接では「入社への覚悟」と「企業とのマッチ度」が問われます。好きな言葉の質問でも、最終面接では人柄や価値観がより重視されます。単なる言葉の紹介ではなく、あなたの好きな言葉から見える価値観が、企業の文化や理念とどのようにマッチするかを、長期的な視点(経営視点)を交えて話すことが、役員の心を掴む鍵となります。

面接の効果的な練習方法

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練習不足は本番での過度な緊張を招きます。本番で実力を十分に発揮するために、効果的な練習方法を取り入れましょう。

【おすすめ】就活エージェントを活用する

就活エージェントを活用し、プロの視点からフィードバックをもらう方法です。客観的に「伝わりにくい部分」や「評価されるポイント」を指摘してもらえるため、修正の質が高まります。

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録音・録画を活用して一人で練習する

スマートフォンなどで自分が話している様子を録画し、客観的に確認しましょう。話すスピード、声のトーン、表情、口癖などをチェックできます。恥ずかしさを乗り越えて何度も録画することで、着実に改善できます。

友人・家族に聞いてもらう

身近な人に好きな言葉を聞いてもらい、率直な感想をもらいましょう。「言葉の意味が伝わったか」「話が長すぎないか」「印象に残ったか」などを確認できます。また、第三者から見た自分の人柄や価値観を教えてもらう「他己分析」も有効です。

深掘り質問への対策

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好きな言葉を伝えた後には、必ずと言っていいほど深掘り質問が投げかけられます。成田さんは元日系大手人事としての経験から、ここで回答に詰まると準備不足と判断される可能性があると指摘します。面接対策として想定問答を事前に準備しておきましょう。

その言葉に出会ったのはいつ、どんな時ですか?

  • この質問の意図:言葉との出会いの経緯、背景にあるストーリーの確認
  • 評価ポイント:具体的なエピソードがあるか、言葉に対する思い入れの深さ、経験と言葉の結びつき
  • 必要な事前準備:出会った時期、状況、きっかけとなった出来事の整理
  • 話す時のポイント:「大学○年生の時に〜」「部活動で〜」など、具体的な場面を伝えましょう。誰かからの言葉であれば、その人との関係性も含めると説得力が増します。

なぜその言葉が心に響いたのですか?

  • この質問の意図:言葉を選んだ理由、その背景にある価値観の確認
  • 評価ポイント:価値観の明確さ、自己理解の深さ、言葉と自分の結びつき
  • 必要な事前準備:言葉に惹かれた理由、当時の心境や状況の言語化
  • 話す時のポイント:「〜に悩んでいた時にこの言葉に救われた」「〜を実感した経験があったから」と、感情や状況を交えて説明しましょう。単に「響いた」ではなく、なぜ響いたのかまで掘り下げることが重要です。

その言葉を意識して行動した経験はありますか?

  • この質問の意図:言葉が行動指針として機能しているかの確認
  • 評価ポイント:言葉と行動の一貫性、実行力、具体性
  • 必要な事前準備:言葉を意識して取った具体的な行動、その結果の整理
  • 話す時のポイント:「この言葉を胸に〇〇に挑戦しました」「〇〇の場面で意識して行動した結果、〜」と、具体的な行動と結果をセットで伝えましょう。

好きな言葉を胸に頑張った結果、どうなりましたか?

  • この質問の意図:行動の成果、成長の確認
  • 評価ポイント:結果の具体性、成長の言語化、自己成長への意識
  • 必要な事前準備:取り組みの結果(数字や具体的な成果)、得られた学びの整理
  • 話す時のポイント:可能であれば数字を交えて成果を伝えましょう。「売上が○%向上した」「チームメンバーから信頼を得られるようになった」など、目に見える変化を示すと説得力が増します。

辛い時期にその言葉がどう支えになりましたか?

  • この質問の意図:困難への対処法、精神的な強さの確認
  • 評価ポイント:ストレス耐性、困難を乗り越える力、言葉が本当に支えになっているか
  • 必要な事前準備:辛かった経験、言葉がどう力になったかの整理
  • 話す時のポイント:「〇〇で挫折しそうになった時、この言葉を思い出して踏ん張れた」と具体的な場面を伝えましょう。ただし、過度にネガティブな内容は避け、乗り越えた後の成長にフォーカスすることが重要です。

入社後、その言葉をどう活かしたいですか?

  • この質問の意図:入社後の活躍イメージ、志望度の高さの確認
  • 評価ポイント:企業理解の深さ、具体的なビジョン、言葉と仕事の結びつき
  • 必要な事前準備:志望企業の業務内容の理解、言葉を活かせる場面の想定
  • 話す時のポイント:「〇〇の業務において、この言葉を胸に〜したい」と具体的な業務と結びつけて伝えましょう。企業研究を踏まえた回答ができると、志望度の高さもアピールできます。。

よくある質問

就活のサポーターとしてよく聞かれる質問や、en-courage利用者へのインタビューで出てきた疑問への回答をご紹介します。

Q:好きな言葉が見つからない・思いつかない

まずは過去の経験を振り返り、「大切にしている価値観」「影響を受けた人の言葉」を洗い出してみましょう。日常で何気なく使っている言葉や、困った時に思い出す言葉も立派な「好きな言葉」になります。自分一人で見つからない場合は、就活エージェントに相談すると、あなたの価値観や経験からぴったりの言葉を一緒に見つけてもらえます。

Q:ありきたりな言葉でも大丈夫か不安

「継続は力なり」「一期一会」などありきたりな言葉でも全く問題ありません。大切なのは言葉の珍しさではなく、「なぜその言葉が好きなのか」「どう行動に活かしているか」を具体的なエピソードで語れるかどうかです。ありきたりな言葉でも、あなただけの体験と結びつければオリジナルの回答になります。エピソードの選び方に迷う場合は、就活エージェントに相談すると客観的なアドバイスがもらえます。

Q:好きな言葉に紐づくエピソードが弱い

エピソードは「すごい成果」である必要はありません。日常の小さな出来事でも、その言葉を意識して行動した経験であれば十分です。「アルバイトで落ち込んだ時にこの言葉を思い出して頑張れた」「サークルの人間関係で悩んだ時に支えになった」など、等身大の経験で問題ありません。エピソードの深掘りや伝え方に悩む場合は、就活エージェントに相談すると、プロの視点から魅力的な伝え方を一緒に考えてもらえます。

Q:好きな言葉が自分の強み・価値観と合っているか分からない

好きな言葉と自己PRで伝える強みに一貫性があるかは重要なポイントです。自分で判断が難しい場合は、就活エージェントに相談して全体の整合性をチェックしてもらうのがおすすめです。好きな言葉、自己PR、志望動機を一貫したストーリーで語れるようになると、面接官へのアピール力が格段に上がります。

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監修:成田 駿

元日系大手人事/就活サポーター

日系大手事業会社で最年少部長に就任し、新卒採用に5年以上従事。戦略設計からイベント企画、選考フロー、研修まで新卒採用の入口から出口までを幅広く担当し、延べ3,000名以上の学生と接点を持つ。人事業務以外でも累計2,000名以上の就活生を個別に支援し、大手・外資・メガベンチャーなど多様な企業への内定実績を誇る。

協力:NPO法人en-courage

全国約120の大学に支部を展開し、就活生を対象としたキャリア教育支援を行うNPO法人。独自にイベントやメディアを多数運営し、年間2,500件以上のセミナーを開催。企業と学生の間に年間約80万回の接点を創出するなど、国内最大級の規模で活動している。すべての就活生が本質的なキャリアを通じて人生を最大化できるよう、個別支援やコミュニティづくりを通じたサポートを目指している。