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もはや“銀行”じゃない!? 変わり続けるSMBC

時代とともに社会が大きな変化を見せるなか、企業のあり方も変わってきた。業界を問わず、既存のルールや構造は次々と再構築され、働く場所や時間、仕事の中身さえも大きく変化している。もはや私たちが持つ業界や職種のイメージは実態とかけ離れているかもしれない。その1 つが「銀行」だ。150年におよぶ歴史をもつSMBCは旧来の“銀行”からは想像できなかった変化を遂げているという。いま、日本を代表するメガバンクにどのような変化が起きているのか。

「SMBCのリアル」をQA形式で大解剖

Q 銀行ってこれからも必要なの…?
1994年、ビル・ゲイツの「銀行機能は必要だが、今ある銀行は必要なくなる(Banking is necessary,banks are not)」という言葉があった。 単なる銀行機能に終始せず、「コンサルティング&ソリューション」「金融・非金融の両輪」「常に新しいビジネスへの挑戦」をキーワードに、お客さま・社会のより良い未来のために価値を提供し続けることで、SMBCはこれからもより一層必要とされ続ける。

Q お金を貸す仕事だけ?
お客さまに伴走しながら共に課題を解決し、より良い未来に導く「コンサルティング& ソリューション」がSMBCのビジネス。これまで、サステナビリティ(脱炭素)やビジネスマッチング、マーケティング支援など、金融という枠にとらわれない新たな事業を次々と立ち上げてきた。SMBCはメガバンクとしての膨大なアセットを武器に、ダイナミックな金融ビジネスはもちろん、ソリューションプロバイダーとして金融・非金融の垣根を越えた価値提供を続けている。

Q 男社会で女性は活躍しづらい…?
企業における女性役員の比率向上を目指す「30% Club Japan」に参画するSMBCでは、女性活躍をさらに推進する取り組みが充実。女性管理職の比率は年々向上している。 もちろん、女性だけでなく、男性もより働きやすい職場に。たとえば男性の育休取得率89.1%は高い水準だ。性別に関係なく、自分自身と家族にしっかりと向き合いながら働ける。そんな職場環境づくりを進めている。

Q ルールが厳しくてお堅そう…?
自由な発想と挑戦を歓迎する社風のSMBC。例えば「銀行員=スーツ」は、もはや過去。2019年からは「ドレスコードフリー」を開始した。TPOに合わせながら、スタッフは自由な服装で働いている。 勤務時間や場所も、仕事に合わせて調整できるのがSMBC。働く時間をずらせる「スライド勤務」や、サテライトオフィスでの作業も可能。子どもの送り迎えやプライベートな予定がある日もフレキシブルに勤務時間や場所を調整できる。誰もが最大限の力を発揮できるように、働き方も柔軟に変化させていくのがSMBC流だ。

Q 国内に閉ざして広がりがなさそう
グローバルで38カ国に133拠点(FGベース) を有しており、アジアや北米、欧州など世界各国でビジネスを展開。ビジネスとしても、日系企業に対するサポートだけでなく、アジアを中心にマルチフランチャイズビジネス、欧米ではCIB(Corporate and Investment Banking) やプロジェクトファイナンス、サステナビリティビジネス、ヨーロッパ地域ではプロジェクトファイナンスやサステナブルビジネス等、高度な金融ソリューションをグローバル企業に提供している。早ければ入社2年目から海外でチャレンジするチャンスもある。

Q スキルが身につくイメージが湧かない
プロジェクトファイナンス、M&Aのような金融領域の専門職のほか、法務やデータサイエンス、ITなど、業務範囲の広がりと共に、高いスキルや経験が必要とされる分野が増えている。それを象徴するのが「エキスパート制度」。年次を問わず申請可能で、認定を受けたスタッフは専門性を生かして活躍できるようキャリアパスを固定することもできる。レベルに応じて手当が支給され、それぞれの専門性を発揮できる部署で活躍し続けることができる。

Q ノルマが厳しそう
SMBCの経営理念を支える5つの価値観(5 Values)の一つとして掲げているのがカスタマーファーストという考え方。金融機関として健全な利益獲得は大切にしながらも、それはあくまでも「お客さまのため」を追求した結果。一例として、個人のお客さま向けビジネスを展開するリテール部門では2019年以降、販売担当者個人の目標設定を廃止。数値目標の撤廃で、よりお客さま基準で動ける組織へと変革を続けている。

SMBC in "Facts"

“銀行”の従来のイメージとは大きく異なるSMBC。実際の姿をデータからもご紹介。

続々と生まれる新規ビジネス

伝統的な銀行サービスにとどまらない、お客さま起点の新たなビジネスを次々と生み出している。

Olive
口座・カード・証券・ポイントの一括管理を可能にしたサービス。リリースから1年で利用者数200万人を突破。今後5年間で1,200万人突破を目標としている。2023年日経優秀製品・サービス賞 最優秀賞、2023年度グッドデザイン賞を受賞。

Sustana
CO2排出量算定・削減支援クラウドサービス。社内のデータを集約し、企業活動の実態に応じて最適な削減施策を提案。累計1,700社以上が利用(2024年3月末時点)する、脱炭素に向けた活動の支援サービス。

専門性を磨く「エキスパート制度」

31分野、7つのレベルで構成。認定者数は665名(2023年10月時点)。認定者は、専門分野でキャリアパスを固定することができ、専門手当が支給される。

対象分野例 法務、会計、信用リスク計量、プロジェクトファイナンス、M&Aファイナンス、IT、データマネジメント etc…

誰もが活躍できるSMBC

多様性を重視し、年齢や性別を問わず活躍の場が広がっている。中でも女性管理職の比率は年々向上している。

グローバルに働く

世界を舞台にビジネスを展開するSMBCなら、チャンスは無限大に広がる。

海外拠点数、国数 38カ国 133拠点 (FGベース)

海外駐在人数 1,095人 (2023年3月末時点)

外国籍従業員数 国内拠点 62,000人 海外拠点 55,000人

海外勤務経験者数 2,132人 (2023年3月末時点)

海外駐在可能な最短年次 2年目 (2023年3月末時点) ※コースによる

外国籍役員数 21人 (2023年6月時点)

人事部 採用グループのお二人にインタビュー

陶久 ひろ 氏
山下 真由子 氏

インタビュイープロフィール

陶久 ひろ(Hiro Suehisa)
三井住友フィナンシャルグループ 人事部 採用グループ 部長代理
2015年4月入行
東京大学 文学部 卒
支店研修を経て、中小企業向けの法人営業に携わった後、システム統括部に異動し、数十億円規模の大型システムプロジェクトを複数担当。2022年に人事部に異動後、現在まで新卒採用を担当。

山下 真由子(Mayuko Yamashita)
三井住友銀行 人事部 採用グループ
2017年4月入行
慶應義塾大学 文学部 卒
新宿西口法人営業第二部で4年半にわたり法人営業に従事し、中堅・中小・外資系の顧客を約30社担当。社内の公募制度で2年間インドネシアに駐在し、語学研修およびSMBCグループの「PT.SBCS Indonesia」にて現地マーケットリサーチ、SMBCのマルチフランチャイズ戦略策定に従事。2023年秋、日本に帰国。現在は人事部にて新卒採用を担当。

なぜSMBCに?

陶久:飽きっぽい性格の私にとって、一つの分野に閉じた仕事よりも、幅広いサービスや業界に触れながら働くほうが性に合っていると思い、銀行を選びました。なかでもSMBCを選んだのは、少数精鋭であることの良さを感じたからです。意思決定が早く、新たな意見をどんどん取り入れながら組織もビジネスも変わっていく。そんなスピード感と自由度の高さが魅力的でした。

山下:私は就活において二つ軸を持っていました。一つはグローバルに活躍できること。学生時代にフランス留学を経験してから、ずっと海外で働きたいと思っていたからです。もう一つは20代のうちに大きく成長できる環境であること。若いうちにできるだけたくさんの経験を積んで、結婚・出産などでライフステージが変わってもキャリアを重ねていきたいという思いがありました。SMBCでは入社1年目からどんどん責任ある仕事を任せてもらえます。それでいて働き方の自由度も高く、日々充実しています。いろいろな面で見て、自分の選択は間違っていなかったと思っています。

これからのキャリアについて

陶久:私は仕事の幅広さを求めてきた分、スペシャリストというよりも、ジェネラリストとして自分を高めていきたいと考えています。これまで「IT」と「人事」という領域で経験を積んできましたが、もう一つ「海外での経験」はしておきたいですね。これからもどんどん新しいチャレンジをしていきたいし、SMBCでならそれができると思っています。

山下:インドネシアで2年間の研修を経験したので、いつかまたインドネシアの力になりたいと思っています。研修生として働いていた当時、現地法人の経営層の方々と議論をする中で5年、10年先の会社の姿を描きながらビジネスをする姿が非常に刺激になったと共に、自分の未熟さも痛感しました。日本でさらに経験を積んで、またインドネシアで挑戦したいです。

就活生へ

山下:将来のためにいろいろなスキルや資格を身につけるのも大事ですが、もっと大事なのは、その先で「何をするか」ではないかと思います。と同時に、目的意識があれば、「やり遂げる」という覚悟も芽生えていくのではないでしょうか。自分自身もその意識は大切にしています。

陶久:学生の皆さんとお話しするときは、資格取得やサークル、アルバイトなどでの結果そのものよりも「なぜそれをやったのか」「どんな思いで携わったのか」という、その人の内側にあるものを聞きたいなと思っています。本音や正直な気持ちを聞けたほうが「一緒に働けたら楽しそう」「こんなことができるかも」と想像が膨らみます。学生さんにはぜひ、自信をもって自分の個性を出してほしいですね。

株式会社三井住友銀行

創業/設立:1996年
本店所在地:東京都千代田区丸の内1-1-2
資本金:1兆7,709億円(2023年9月末現在)
総資産:252兆1,411億円(2023年9月末現在)
従業員数:27,945人(2023年9月末現在)
事業内容:普通銀行業

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https://www.smbc-freshers.com/humancapital/