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レバレジーズ若手社員を現役東大生がインタビュー

他の学生の就活をエンカレッジのメンターとしてサポートしながら、自らはレバレジーズへの入社を決めた渡辺晴さんと、現役東大生としてメンターを務める髙槻崚さん。東大生はどんな就活をして、どんな基準で会社を選んでいるのか? 2人の対談からその姿が見えてきた。

(写真左:高槻峻氏 / 写真右:渡辺晴氏)

プロフィール

<現役東大生>

Ryo Takatsuki 髙槻 崚

1999年生まれ。東京大学工学部を卒業後大学院に進み、現在修士2年生。エンカレッジ東大支部でメンターと支部長を務めている。来春大学院を卒業後には、医療情報サービス企業に入社予定。

<エンカレッジ東大支部OB>

Hareru Watanabe渡辺 晴

レバレジーズ株式会社キャリアチケット事業部

1999年生まれ。東京大学経済学部在学中にエンカレッジ東大支部でメンターと副支部長として活動。2022年、レバレジーズ株式会社に入社。現在、新卒就活支援サービス「キャリアチケット」で広告運用に携わる。

仕事の『手触り感』と、若手でも『責任』を担えるか

自分が将来「ありたい姿」から逆算してキャリアを描く

髙槻:渡辺さんはどのように就活をされたのでしょうか?

渡辺:最初は世の中にどんな企業があるのか分からなかったので、規模や業界にかかわらず、とにかくたくさんの企業を見ることからスタートしました。

髙槻:僕も同じです。部活に打ち込んでいてまったく社会を知らなかったので、まずはたくさん会社を見て社会を知ろうと思いました。50社くらいにインターンを申し込み、実際20社ほど参加しました。面談や合同説明会を含めると、約80社は話を聞いてみて、やっと自分の就活の軸が見えてきました。

ただ、メンターをやらせてもらっている中で、とりあえずコンサルティング会社を選択する人が多いということに違和感を覚えました。東大生といえど、世の中にどんな企業があるか? を詳しく知っている学生は少ないと思います。

ですが、とりうる選択肢を確認せず、とりあえずコンサルティング会社に決めている学生が多いことに驚いています。渡辺さんがメンター時代はどうでしたか?

渡辺:私がメンターを務めていたときも同じ状況でした。メンタリングを通じて分かったのは、とりあえずコンサルティング会社を志望している学生は、自分なりの価値基準が定まっていないから、受かったらすごいと言われているコンサルティング会社を選択してしまっているということでした。

この「自分なりの価値基準を持てるかどうか」は、就活の分岐点だと思います。

髙槻:価値基準を持つとはどういう状態でしょうか?

渡辺:自分がどうありたいのか? から逆算してキャリアを考えられている状態です。仕事をしていると、必ず辛い時期というものがきます。その辛さを乗り越えるためには、いまの仕事は自分のなりたい姿に近づくために必要だと思えることが、個人的には重要だと感じています。仕事を始めてからこの考えはより一層強くなりました。

ここから先の人生、1日8時間も仕事をするわけですから、どうせなら仕事を楽しめたり、打ち込めたりしたほうが良いという考えに共感できる方であれば、就活中に自分がどうありたいのか? ということについてじっくり考えていただけたらと思います。

髙槻:自分なりの価値基準を決めてキャリアを決めるべきという考えには同感です。ちなみに、渡辺さんの価値基準はどのようなものでしょうか?

渡辺:僕の場合は、「あるものの価値が、環境要因で世の中に伝わらない、という状況を若いうちから自分がプレイヤーとなって解決したい」というありたい姿が、就活を進めていく中で明確になっていきました。レバレジーズに入社したのもこの基準と合っていたからです。髙槻さんはいかがでしょうか?

髙槻:僕の場合は、その事業がないと確実に困る人がいるような業界で強い影響力があること、リスクをとって挑戦してきた人生経験豊富な人たちと働きたいということ、そして、仕事に手触り感があり、3年から5年で経営に関わるポジションに就けることを基準に、それらが叶えられそうな医療情報サービスの会社に決めました。

ある社会人の方から、「学生が調べて分かる情報が10としたら、就職して1カ月間の情報量は1000ぐらいある」と言われました。だから、最後はどこかで「決める」しかないと。

渡辺さんは実際レバレジーズに入社されて、想定していなかったようなことはありましたか。

渡辺:思っていたより、前例のない仕事が多かったのは想定外でした。ある程度正解が決まった、定型化された業務が多いかと思っていましたが、自分で考えて、勝ち筋を見出していく必要がある仕事ばかりで大変ですが、楽しめています。

また、想定よりも若くして責任の大きい仕事を任せてもらえている点も想定外でした。いまは、新卒就活支援のサービスのプロモーションを担当していますが、自分で立てたプロモーション戦略が失敗すると、セールスチームの仕事がなくなるくらいの規模の仕事を任せてもらっています。入社2年目でこの規模の仕事を任せてもらえるスピード感は、やはり魅力ですね。

髙槻:楽しそうにお仕事されているんだなというのが伝わってきます。僕は、1年目はコンサル営業か、インターン経験を生かしてデータ・サイエンティストを担当すると思います。2年目でプロダクト・マネージャー、そして3年目でグループ会社の経営に携われたらと考えています。その通りにいくかは分かりませんが、自分のレイヤーが上がったときに、会社や社会がどう見えるのかいまから楽しみです。

渡辺:僕は、直近の目標としてはプロモーション領域での自分の強みはこれだ! というものを掴みたいですね。そしてマーケティング全体に仕事の幅を広げ、事業を企画して組織をつくっていきたいです。レバレジーズは「なりたい姿に最速で近づける」会社なので、必ず実現できると思っています。