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就活生が若手社員に訊く!「トヨタシステムズ」で叶うキャリア形成、自分らしい働き方とは?

トヨタグループのITソリューション・カンパニー「株式会社トヨタシステムズ」で働く若手社員4人と、就活中の学生2人によるクロストークです。大規模プロジェクトを動かす大企業ならではの働き方や、成長著しいIT業界で活躍するためのキャリア形成、さらに先輩たちが就活時にどんな業界を目指し、どんな軸で企業選びをしたのか、リアルな体験談を聞き出します。

日々の業務+充実の研修でアップデートし、キャリアを積める“学びの環境”。

学生:学生時代の知識・経験を活かせる場面はありますか?

蔵永:はい。学生時代に情報を専攻していて、プログラミングに関しては基礎知識があったので、新入社員研修も配属後の業務も理解しやすかったです。

平田:基礎知識や能力があると理解が早いですよね。土台となるプログラミングスキルがあれば応用が利きやすいので、学生時代に身につけておいてよかったと感じています。

荒川:そうですね。私も学生時代に基本の考え方の部分は身についていました。たとえ使う言語やシステムが違っても、ベースの考え方があると理解がスムーズだと思います。

学生:業務を通して、どのような専門的なスキルが身につきましたか?

平田:私の場合は、クラウドサービス全般のスキルが身につきました。知識ゼロからのスタートでしたが、日々の業務で身についていきました。今はユースケースに応じたサービスを使い分けているので、クラウドだけでなくインフラの知識も習得できています。

荒川:私は開発業務を通して、開発言語などのシステムの要素技術、ミドルウェア、DBに関する知識を習得できました。また、今私は海外資本の企業に常駐しています。コミュニケーションを取る中で、実践的な英語力が身についたことも大きな変化です。

後藤:私はクラウドと社内をVPNで接続する環境の構築を担当しているので、業務を通して実践的なスキルが身についています。入社当初、スーパーコンピューター関連の知識はゼロに近い状態でしたので、今は研修制度を活用しながら知識や技能を身につけている段階です。研修がとても充実しているのは本当にありがたいです。

蔵永:そうですね。大学で学べることだけで実務が完璧にできるわけではないので、その部分ではTS(トヨタシステムズ/以下「TS」)の研修制度はとてもありがたいです。やる気次第でどんどん成長していける環境だと思います。

学生:研修制度が充実しているのは、魅力的ですね。

荒川:はい。内定者研修から7月の配属までの間に、新入社員研修があります。エンジニアに必要なITスキルを磨く研修のほか、社会人のマナーとトヨタについて学ぶビジネススキル研修もあります。ITの基礎スキルの習得も、社会人としての人間力の向上も、段階を踏んで学んでいける貴重な機会でした。

後藤:研修制度は本当に充実していると思います。好奇心を持って学びたいという姿勢がある人なら、どんどん吸収していけます!

平田:やる気がある人の方が伸びますよね。

後藤:全体での新入社員研修のほか、希望すれば外部研修も受講できます。必要だと思う分野や領域の研修で専門知識をより深めることができるので、常に自己啓発やスキルアップができる環境です。

蔵永:私は、業務で必要だった無線LANの知識について研修を受けました。実務でも先輩に手厚く教えていただきながら知識を身につけていきました。

配属後は「職場先輩制度」があり、新入社員一人に対して専属の先輩がついてくれて、OJTで業務内容を丁寧に教えていただけます。

後藤:OJTでは職場先輩についてもらえますし、Off-JTでは研修制度が充実しているので、「置いていかれる」と感じることはあまりないと思います。サポートがしっかりしているので、自分のやる気さえあればどんどん吸収していける環境です。

※ OJT...On the Job Training。業務遂行を通じて必要なスキル・知識を習得 Off-JT...Off the Job Training。通常業務から離れて必要なスキル・知識を習得する。研修など。

学生:トヨタシステムズだからこそ得られたと感じる知識や経験はありますか?

荒川:トヨタの問題解決方法、生産性向上のマインドを学ぶことができました。業務を振り返り改善する習慣がついたのは、TSだからこそだと思います。

平田:大規模な基幹システムに携わることで、高い品質や責任感を意識した開発を経験できている点が大きいです。

後藤:そうですね。幅広い職種の人と関われること、それを自分の力で動かせることも、キャリア形成の重要なポイントだと思います。

平田:システム開発って一般的なイメージだと「指示された通りにやる」とか「上司や先輩から言われた通りにやる」みたいなイメージがあるかもしれないのですが、全然そんな感じではないんですよ。

蔵永:広く見る力、先回りする力、自ら考える力が必要ですよね。そのために高い専門性と、人と関わるコミュニケーション能力も大切だと感じています。

平田:まさにその通りで、ユーザーがどんなものを欲しているのか、自分で考えながら進めていきますし、直接ユーザーに提案することもあります。

TSは、ユーザーと近い距離で会話ができることが多いです。また、ユーザーから言われた通りにやるというよりも、こちらから新しい価値やサービスを提案し、提供する機会も多いです。そういったやり取りの中から、さまざまな経験を積むことができます。人との関わりや、コミュニケーション能力も重要視される仕事だと思います。

周囲の期待と支えのなか、自分の力を発揮できて、働きやすい雰囲気。

学生:後藤さんと平田さんにお聞きします。お二人は現在、どのような働き方をされていますか。在宅と出社の割合や、残業時間などを教えてください。

後藤:在宅勤務と出社は半々くらいで、残業時間は月間平均20時間くらいです。

平田:私も後藤さんと同じく、在宅と出社は半々くらい。残業は月間平均30時間ほどで、連日遅くまで残業するということはあまりないです。在宅勤務制度が導入されてから、とても働きやすくなったと感じます。

後藤:TSはフレックスタイム制度が使いやすいので、働く時間帯を割と自由に決めることができます。予定がなければ10時頃にゆっくり出社することも。朝早い人だと7時頃に出社して、15〜16時頃に業務を終える人もいますよ。

学生:在宅勤務・出社勤務、それぞれのメリットはありますか。

後藤:物理的なメリットは、在宅勤務だと通勤時間がゼロになることですね。

平田:業務内容や状況によって自由に選べるのがいいですね。入社一年目の新入社員に関しては出社が基本ですが、オンライン研修などは在宅勤務も可能です。二年目以降、業務に慣れてこれば自分で在宅・出社を選択できますし、育児されている方は在宅勤務が多めだったりと、人それぞれ柔軟なところが魅力です。

※1年目は人材育成の観点から基本は出社。ただしオンラインでの研修時などは在宅勤務可能。

後藤:私は黙々と作業をする日は在宅勤務にすることが多いですが、たとえば新規プロジェクトが立ち上がった時期などは、チームメンバーと直接コミュニケーションを取るために出社するなど、その時々で使い分けています。

平田:そうですね。ただ、今はリモートツールがとても優秀なので在宅でも出社でも、しっかりとコミュニケーションが取れているとは感じています。

学生:職場の雰囲気は、どのような感じですか。若手にも発言権はあるのでしょうか。

平田:職場の風通しはとても良く、意見や提案はとても言いやすい雰囲気です。

後藤:私は入社してすぐの頃、職場の定例会議のやり方に疑問があり「こうした方がもっと良いのでは?」と提案したことがありました。今までずっと続いてきたやり方だったので、簡単にひっくり返るとは思っていなかったのですが、先輩も上司も真剣に聞き入れてくれて。「貴重な意見をありがとう」と感謝してもらえたうえ、実際に私の提案した通りに改善されました。若手社員にも十分に発言権が与えられている雰囲気だと感じました。

平田:上司は、若手の意見をとても重要視していますし、上司が私たちのことを気にかけてくれているのが伝わるので、発言しやすいです。仕事を任せてもらえる機会、チャレンジできる機会もとても多いです。

企業選びの軸を持って、自分らしい就活に挑む。

学生:蔵永さんと荒川さんにお聞きします。就活時、どんな業界を志望していましたか。

蔵永:私はネットワークの構築に関連する業種に絞って探していました。その中でもユーザーの規模が大きい会社の方がより多くの人に携われると思ったので、会社の規模についても調べました。

荒川:私はあまり絞らず、いろいろな業界に挑戦しました。大学時代から興味があったIT業界が第一志望で、そのほかにも金融業界や教育業界など、複数の業界を広く志望しました。

学生:企業選びの「軸」を、どこに置いていましたか。

荒川:私が特に大切にしていたのは「チャレンジできる環境であるか」「社員の人柄」の2つです。

蔵永:社員の人柄や会社の雰囲気は、重要な要素ですよね。私はTSでのインターンシップで座談会に参加する機会があって、そのときに「雰囲気が良さそうな会社だなあ」という印象を持ちました。 就活時は条件だけでなく、説明会やインターンシップなど社員と直接話せるチャンスがあるところへどんどん出向いて、社内の雰囲気を体感することが大切だと思います。

荒川:熱量や勢いのある企業は魅力的ですが、焦らされるような雰囲気や落ち着かない空気感ではなく、心の安定性が保たれる穏やかな環境、かつ若手でもチャレンジできる社風というのが自分の理想だったので、TSはぴったりだと思いました。

蔵永:インターンシップや説明会はなんとなく参加するのではなく、自分の企業選びの軸をしっかり持って望むことが大事ですよね。

学生:最終的にトヨタシステムズに決めた理由、決め手はどんなところでしたか。

蔵永:私は「ネットワークの構築に関連する業種」「ユーザー規模が大きい」という2つの軸にマッチしていたことが一番の決め手です。仕事を通じて多くの方々に貢献できると、その分やりがいも満足度も得られると考えていたので、規模の大きさは割と重要視していました。

荒川:私も一番の志望業界であったことと、トヨタの大きなプロジェクトに関わることができると思ったことです。先輩社員さんの人柄にも触れ、トータルで「ここなら私らしく働けそう」というイメージを、就職前に持つことができました。

学生:どんな人材が、トヨタシステムズに合うと思いますか。

蔵永:自分から物事を発信できる人、学ぶことに意欲的な人が成長できると思います。わからなかったら先輩が教えてくれますし、力不足を感じたら研修制度も駆使して自己研鑽もできます。積極的に動ける人、挑戦することが好きな人が、実力を発揮できると思います。

荒川:やはり挑戦に対して意欲的な人。「成長したい」「勉強したい」と感じている人にはとてもおすすめです。上司や先輩も協力してくださるので、知識・技術をどんどん高めたいという人、学ぶことが好きな人はTSに合うと思います。私も、そんな人と一緒に働きたいです。

蔵永:ITで多くの人の役に立ちたい、社会に貢献したいと思っている人も、力を発揮できる会社だと思います。「自分がその一端を担っている」というやりがいも大きいです。

学生:最後に、今後の夢や展望、目標について教えてください。

荒川:私は今、開発の業務でプログラミングを行なっていますが、今後は、プログラムの設計や、どんなシステムにするか構築するところにもチャレンジしていきたいと思っています。

後藤:私は、ゆくゆくは統計・解析の分野も究めたいです。統計学の知識は、今後どこでも活かせると思っています。個人的にも興味があるので、研修制度なども活用して研鑽していきたいです。

平田:今後は、もっと開発やマネジメント系にも力を入れていきたいです。今、同じプロジェクトで働いている先輩や、一緒にプロジェクトを動かしているビジネスパートナーの方など、尊敬する方がたくさんいるので、その方達のようにもっと事業を俯瞰して見られる立場で活躍できるように、知識や技術、経験を積んでいきたいです。

蔵永:トヨタ自動車、トヨタグループの会社という、大きな規模で多くの顧客を相手に働けることが魅力であり、やりがいであり、同時にプレッシャーでもあります。 今年度から私が新入社員の職場先輩として指導する立場になったので、私が先輩に教えていただいたように、後輩にも伝えていけるよう、物事を俯瞰して見る力、全体を把握して動かしていく力をつけていきたいと思っています。