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“最高の選択体験”でインターネットの世界を変革する 株式会社マイベスト

「インターネットを使った最高の選択体験を実現する」をミッションに、月間3,000万ユーザーを超えるサービス”mybest”を運営する、株式会社マイベスト(以下、マイベスト)。今回は、代表取締役の吉川さんにお話しを伺いました。マイベストとはどんな会社なのか、GAFAMに並ぶサービスを作ると語る、その挑戦に迫ります。

急成長ベンチャー、マイベストの事業

―本日はよろしくお願いします。はじめに、マイベストはどんな事業を行なっている会社か教えていただけますか。

吉川:株式会社マイベストは、「インターネットを使った"最高の選択体験"を実現する」ことをミッションとして、2016年に設立された企業です。

運営しているのは、"mybest"というWebサービス。私たちが目指しているのは、"mybest"が、ユーザーの生活を豊かにするようなインフラになること。世界中の人が何かを「選択」する際に、当たり前に使われるサービスになってほしいと考えています。

現在、"mybest"の月間ユーザー数は3,000万人以上、セッションは5,000万を超えています。

サービス開始から5年程度ですが、食べログやクックパッド、メルカリのような有名サービスと比較しても非常に高いユーザー数や成長率を誇っており、手前味噌ですが、成長著しいベンチャー企業と言えるかと思います。

人々に「最高の選択体験」を提供し、GAFAMに並ぶサービスを作る

―マイベストは「選択」という切り口で、世界的なテック企業であるGAFAM(Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoft)と並ぶサービスを作ることを掲げていると聞いています。

まだイメージがついていないのですが、どのような事業を作り、またそれがなぜGAFAMと並ぶことができるのでしょうか。

吉川:"mybest"は、現在でもすでに大規模な事業になっていますが、まだ試行錯誤をしている段階です。

私たちが目指しているのは、Web上でユーザーと商品/サービスをマッチングさせ、より優れた選択体験ができるようなサービスです。

例えば、Web上で冷蔵庫を買おうとしても、最適な選択体験を得るというのは非常に難しい。自分がどんな冷蔵庫を買ったら良いのかがわからなかったり、似た冷蔵庫がいくつもある中どれが最適なのかがわからなかったりします。

一方で、家電量販店に行った時に、店員に冷蔵庫について聞いたとします。 その店員が、あなたの生活・ニーズをよく考慮したうえで、豊富な商品知識を元にぴったりの商品を提示してくれたら、良い買い物ができますよね。

私たちは、そういった体験をWeb上で実現したいと考えています。

そのために重要なのは、ユーザーに最適な選択肢をマッチングさせる精度です。マッチングの精度が高いアルゴリズムを構築するためには「選択肢についての豊富なデータがあること」「ユーザーの情報をよく知っていること」が求められます。

そのために、まず選択肢については、あらゆるジャンルの商品やサービスを実際に購入したり使用したりして、選択肢のデータベースを作っています。

これには当然、多大なコストや労力が必要です。検証実験を行うため、オフィス内に家を再現した検証スペースを作るなど、設備にも投資をしています。

そして、ユーザーについては、Yahoo!JapanやLINE、PayPayなどを傘下に持つZホールディングスと資本業務提携を結び、彼らが保持しているユーザーデータを活用できるようになりました。

こうして「ユーザー」と「選択肢」の情報量を高めることで、精度の高いアルゴリズムを構築。ユーザーのニーズに対して最適な選択肢をマッチングさせるサービスによって、Web上での「最高の選択体験」を実現する。それが私たちの目標です。

今世界を席巻しているGAFAMも、Googleは「検索」、Amazonは「購入」、Facebookは「共有」のように、人々の行動にフォーカスして新たなサービスを開拓し、その領域でトッププレイヤーとしての地位を確立しています。

マイベストはまだ開拓されていない「選択」という領域の課題を解決し、メインプレーヤーになりたいと考えています。

「選択」は人間の本質的行動で、毎日が選択の連続です。ユーザーの本質的な選択行動を最適化するサービスが実現し、人々の選択を支える生活インフラになれば、GAFAMに並び全世界で利用されるサービスになるのは必然だと考えています。

マイベストの事業は、商品/サービスにもイノベーションを起こす

吉川:また、こうした「選択体験」を提供することで、副次的に社会に良い影響を与えられるとも考えています。

例えば、現在世の中で売れているものには、商品が良いからではなく、マーケティングが上手だから売れているというケースも珍しくありません。

逆に、どんなに質が高い、ユーザーにとって良い商品であっても、マーケティングが上手くなければ、選択肢にすら上がらないこともあります。

皆さんの中にも、広告を見て買ってみたけど商品はあまりよくなかった、という経験をされた方もいるかもしれません。

広告にコストをかければ商品が売れるのであれば、企業は商品の品質よりもマーケティングに力を入れる。そうしてマーケティング競争が起これば、社会においてはマーケティングの手法ばかりが進化し、商品の品質は進化しないということも起こっています。

「最適な選択体験」を実現できれば、この現状にも一石を投じられると考えています。

「質のいいものが売れる」という評価経済が機能する社会を作れば、企業はマーケティングではなく、商品の品質に力を入れる。

そうすると、社会はより多くのイノベーションを生み出し、良い商品が次々に送り出される環境が作り上げられ、人々の生活はより豊かになるでしょう。

選択体験の最適化によって、より良い選択肢自体が増える、マイベストの事業はそういったエコシステムを作り上げることにも貢献できると考えています。

どこにいくのか、何をするのか、何を買うのか。そうした小さな選択の一つひとつをより質の高いものにできれば、ユーザーの生活がよりよくなることはもちろん、世界をもより価値のあるものにしていくことができると私は信じています。

世界を狙うサービスを作り上げる、その機会に挑戦できるチャンス

―「選択」という本質的行動を最適化し、世界を席巻する事業を作り上げる。そしてその事業が、社会をより価値のあるものにしていく。非常に魅力的な事業に取り組まれていると感じました。

最後に、マイベストに新卒入社した際のキャリアの魅力を教えてください。

吉川:世界を狙えるサービスを作っている企業に、このフェーズで新卒入社できる機会は、なかなか無いのではないかと考えています。

ベンチャー企業では、即戦力になる中途採用の募集に力を入れるところが大半です。

日本を代表するユニコーン企業も、現在の弊社のようなフェーズにおいては、新卒採用を行なっていないことがほとんどでした。また、GAFAMのような企業は、すでに大企業になってから、日本にやってきました。

しかし弊社はマイベストのビジョンやバリューに共感してくれる人に、将来の会社の根幹を担ってほしいと考え、新卒採用に注力しています。

"mybest"というワンプロダクトに対してワンチームで協力して、当事者として一緒に世界を取りにいく。

弊社のビジョンやバリューに共感しながら、そうした機会の面白さを一緒に楽しめる方とぜひ一緒に働きたいと感じています。

また、ここから事業/組織が拡大していくタイミングですから、人をどんどん引き上げて、上のポジションで活躍してもらわなければいけませんし、当然多くの事業課題/組織課題の解決に挑戦していくことになります。

業務ベースでも、ユーザーの選択行動を解明してプロダクトに反映することなど、スケールが大きく高度な課題を解決したい人には挑戦しがいのある仕事に溢れていると思います。

会社の事業/自らのキャリア、両面でダイナミックな挑戦をしてみたいという方は、ぜひマイベストを選択肢に入れてほしいです。

―吉川さん、本日はありがとうございました!

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