・専攻・ゼミ・卒論など、学業で力を入れたことについてお答えください。 (300文字)
主に海外のジャーナリズムやマス・コミュニケーションを学ぶゼミに所属している。私はメディアの中でもデジタルメディアに興味があり、来年度の卒業論文では「日韓のSNS炎上の比較」というテーマで行う予定である。そのために現在は先行研究や文献講読を行っている。また研究に使うためのSNS炎上事例を集めるために日本のネットで話題になっている炎上事例や、韓国のネットメディアからも炎上事例として有用なトピックを集め、考察をノートに書きとめてインプットだけでなく思考のアウトプットも行うようにしている。
趣味・特技・スポーツなどについてお答えください。(300文字)
私は多趣味な方ではあるが、主にテニス、ダンス、韓国語の学習が趣味として言える。テニスサークルでの経験を活かして、普段からサークルメンバーのみならず家族とテニスをすることが多い。幼少期はバレエをやっていたことからも、踊ることが大好きで、自粛期間中は毎日鏡の前で好きな音楽に身を乗せて踊っている。また、1年次より韓国語を履修しており、コロナ禍には韓国の大学にオンライン留学も経験し、語学力向上に努めた。最近は離れてしまっているものの、中高時代は剣道部であったために剣道3段を保有しており、特技として挙げられる。
変化の激しい広告業界で働いていく中で、あなたはYOMIKOで、どのようなことを成し遂げたいと思いますか。できる限り具体的にお答えください。(500文字)
インターネットやSNS普及によって、人々は日々膨大な量の情報に触れている。そのような情報社会の中で、生活者にふと立ち止まって「この広告って誰が作ったんだろう」と思ってもらえるような広告やコミュニケーション施策を世に送り出していきたいと考えている。そしてそれらを通じて、クライアント企業と生活者の架け橋となり、生活者に行動変容を起こしていくこときっかけづくりを担いたい。「この広告って誰が作ったんだろう」という疑問符を生み出すということは、社会の何気ない事柄を異なる視点から気づかせることであると思う。その発想を生み出すためには、「クライアントの1番のファン」であり「メディアの先にいる生活者の1番の理解者」になる必要があるのではないだろうか。貴社には総合広告代理店としてのこれまでのノウハウのみならず、都市生活研究所の知見を活かした独自の提案をすることができると考えている。私は「営業」という立場からクライアントに一番近い立場にありつつも、生活者の理解者としてYOMIKOの持つリソースと知見を活かした提案を行い、「素通りで終わらせない広告」を送り出したい。
幼少期から現在までの「自分史」を書いてください。 (小学校卒業まで:10%(200字)、中学時代:20%、高校時代:30%、大学入学~現在:40%)(2000文字)
~小学校卒業 幼少期の私は、好奇心旺盛な性格もあり人一倍多くの習い事を行っていたので、毎日が忙しくも充実していた。バレエ、水泳、書道、塾、ピアノの5つを掛け持ちして、中学受験も挑戦した。しかしその中でもバレエは、女の世界の厳しさを感じつつも、踊っていることが心の底から楽しく、のめり込んでいった。センターで踊るために必死に練習しバレエを続けることが、塾嫌いだった当時の私にとって勉強のモチベーションにも繋がっていったように思う。 ~中学時代~ 念願の中学に合格し、入学してからは、部活動見学をした際に「カッコイイ」という理由だけで剣道部に入部した。しかし実際に入部してみると、1日4時間以上の稽古をほぼ毎日、夏休みも冷房が効かない体育館での稽古が続いた。そのような稽古には必ず参加していても、レギュラーになかなかなれず同輩において行かれる悔しさを味わった。中高一貫校で高校受験もない事から、剣道に対する熱意が下がっていくことと比例して勉強に対する熱意も下がってしまった時期もあり苦悩が多い中学時代であった。 ~高校時代~ 高校に入ってからは、ひたすらに「文武両道」を目指した3年間であった。中学からの念願だったレギュラーのために朝稽古も高校に入ってからも続けていた。さらにそこに大学受験という一大イベントが加わっていたため、私はその二つに注力することを高校入学と共に決意。剣道に関しては、三段への昇段審査も控えていたために、朝稽古に加えて居残り稽古にも参加した。稽古の練習の様子を動画に収め、顧問の先生や先輩に見せることで更なるスキルの向上を図り、結果的には高校2年の冬に三段に合格することができた。これと同時に最後の最後でレギュラーの座を掴むことができ、最後の都大会出場を果たすことができた。 また、剣道三段合格やレギュラーの座を獲得できたことから、「努力が必ず報われる」ことを悟った私は、勉強にもさらに熱心に取り組むことができるようになった。部活が厳しいからという理由が成績が下がる理由にしたくなかったので、「勉強時間1日10時間」を目標にした。やはり部活が忙しい分、時間の工面も相当強いられた。私の場合は、往復の電車通学の時間も勉強し、放課後の友達とのおしゃべりタイムも勉強会に変えて共に切磋琢磨し励んできた。そして第一志望の大学にも合格することができた。高校生活を総括するならば、「起死回生」という言葉がしっくりくるように思う。中学時代の何事も上手くいかなかった時のままではいけないという焦燥感や、受験という人生のターニングポイントを前にした際の向上心が努力に変わり、全てを一生懸命に続ける原動力になっていた。 ~大学時代~ 大学時代は総じて周りの環境や人、全てに恵まれた生活であったと思う。その中でも特に、私の大学時代を表すキーワードとしては、「サークル」と「営業」が挙げられる。 サークル活動については、学内テニスサークルでの活動である。初心者からのスタートであったが練習を通じて段々と上達していき、1年の夏ごろには学内大会に出場できるまでになった。しかし、本年度のコロナ禍での新歓活動では困難を極めた。競合サークルが30個以上あり、新歓活動の全面オンライン化が求められる中で私は広報担当としてSNS戦略に注力した。私が工夫した点は、新入生の認知を得るために入り口を広げたことである。本来ならテニスサークルに興味がある新入生しか見ないはずのサークルアカウントだが、私は敢えてサークルとは関係ない学校生活や授業に役立つ情報を発信した。これにより他のサークルの倍以上の新入生の加入に繋げることができた。相手の本質的なニーズを掴み、いかに新入生に対してサークルの価値づけができるかといったところは、今後社会人になってからも役立つノウハウだと考えている。 そして現在は人材広告会社で営業長期インターンに注力している。就職活動を目の前にした際「営業ができる裏付けをしたい」「面接にしても、結局は自分を売る営業だ」と考えて、あえて最も過酷だといわれている人材の営業に挑戦している。始めは、営業成績も出ず、気持ちが挫折しそうになったこともあった。インターンを自分の意思で始めた以上成果を出したいと考えていたし、一緒に入った同期に負けたくなかったため、限られた時間の中で努力をつづけた。自分の商談の会話内容を録音し、メンター社員やトップ営業の同期に聞いてもらいPDCAサイクルを繰り返すことで、営業のスキル向上に努めた。また商談の際の成功体験も失敗体験も、言語化しチームに共有することを心がけることで、チームの営業成績向上に貢献することができたと考えている。 私はこの二つの経験を活かして、社会人になっても泥臭く地道に経験を重ね、相手の立場に立ってニーズを汲み取り続けられる人間でありたいと思う。
今後さらに進む「キャッシュレス社会」によってもたらされる新たなビジネスを考えてください。またそのビジネスを世の中に広く知らしめ、事業として拡大するために、広告会社として、どんな企業へ、どのような広告コミュニケーションプランを提案することが有効と考えますか。 なお、関連する法制度や政策等は変えないものとします。(1000文字)
【新たなビジネス】 (サービス名)「mobi(モビィ)」 (内容)キャッシュレス社会が進むことによって、近年MaaS(マイカー以外の交通手段による移動を一つのサービスにする概念)が注目されている。そこでこのmobiは公共交通機関、ライドシェア、シェアサイクル利用のためのキャッシュレス決済機能が搭載されたアプリケーションである。さらにmobiポイントを設け、mobiのサービスを利用して移動した距離に応じてポイントが付与されるというもの。mobiポイントは、クーポンや飛行機のマイルと交換することができる。 (提案先企業)日本の大手通信事業者 →日本の通信事業者が既存の通信事業のみならず「通信×移動サービス」に注力している背景。例えば、ソフトバンクはライドシェア事業者に投資を積極的に進めていたり、NTTドコモはAI運行バスの実証実験に加わっていたりしている。 【PR施策】 (企画名)「春から、モビろう。」 (ターゲット)働く30代~40代のお母さん →働くお母さんは、ありとあらゆる乗り物を利用している。通勤のための電車、保育園の送り迎えのための自転車、習い事の送り迎えのための車など。実は交通ICカード、自転車のカギ、自動車のカギの全てを持っている事が面倒であるというお母さんたちのペインを解決することを想定している。 (期間)2月~4月 →4月ごろには新しい年度を迎え、定期の更新や、自転車駐輪場の契約などがある。その転換期を控える2月頃からPR施策を行うことで効率的に社会に浸透させ、より多くのユーザー獲得を狙う。 (PR施策①)働くお母さんが通勤中に興味を持ってもらうことを狙い、駅広告や電車内広告への出稿を行う。イメージキャラクターは、30代女性からの人気ナンバーワンの松坂桃李さんを想定。 (PR施策②)「mobiチャレンジ期間」 →具体的には、mobiをインストールし実際に利用したユーザーを対象に、mobiポイントが10倍貯まるというもの。 (PR施策③)「桃李とモビる?」 →イメージキャラクターの松坂桃李さんとカーシェアを使ったデートできる企画。日常が忙殺されがちな、働くお母さんに「キュン」が足りていないのではという仮説から。「mobiチャレンジ期間」に利用をSNSでシェアした人から抽選で招待する。この施策で企画当日のメディア露出やSNSでの拡散を狙う。