学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容を教えてください。(300文字)
私は、交通・都市計画および環境アセスメントや地域住民との合意形成等を専門として学んでおり、その中でも主に航空交通分野の研究に取り組んでいます。具体的には今年から、我が国では首都圏空港の期の強化策として都心上空を到着機が飛行して着陸する運用が導入されました。しかし、その運用に伴う騒音が非常に問題となっており、解決が急務となっています。一方で、海外では騒音対策に有効な先進的な管制運用が導入されていることから、私の研究では騒音の軽減と航空交通の効率化を行うことを目的に、管制面や運航面、環境面などの様々な視点で羽田空港に海外の新たな管制処理システムの導入をした場合の評価を行っています。
自己PRをお願いします。(400文字)
【学部時代の研究活動において、目標に対して徹底した努力を積み重ねて成果を出した経験】 私の長所は目標に対して徹底した努力ができることです。特に学部時代に行った研究活動において、学会で賞をいただけるほどの研究成果を残すことを目標として研究に注力しましたが、研究室で知見がない課題に何度も直面して苦しみました。そこで私は、独りよがりにならず多くの人の知見を吸収してヒントを得ることが問題の解決につながると考え、自身が所属している研究室にとどまらず他の研究室の教授や学生、また専門家にも積極的に面会をして他分野の知識を吸収しました。また半年間、毎日研究室に寝泊まりするほどの努力を積み重ねていきました。その結果、解決の糸口を発見して成果を出し、学会では多くの専門家の前で発表して賞をいただくことができました。この経験は地域の想いを形にしていくために取り組む貴社でこそ活かせると感じております。
あなたが学生時代に最も打ち込んだことを教えてください。(400文字)
学部3年次から取り組む日立駅前商店街の活性化事業です。商店街は当時人通りも少なく、店主の方々の活性化に対するあきらめも問題となっていました。そこで私は、場の活性化を行うことが店主のマインドの向上につながると考え、街の魅力の創出のためにエリアの強みである海をテーマとしたアート事業を提案しました。実現するにあたり、地域住民との合意形成で困難がありましたが、まずは信頼関係を築くことが重要であると考え、誠意を示すために毎日店舗に足を運び会話の機会を設けました。さらに会話の中で自己開示をし、相手の土俵に立ち謙虚な姿勢で話すことを徹底して行いました。これらの活動を通して信頼を獲得することができ、関係者全員が一丸となり事業を遂行しました。その結果、商店街住民が自ら積極的に事業に取り組むようになり、商店街全体の売上高は前年比11%を記録しました。この経験から当事者視点に立ち、周りを巻き込む事の重要さを学びました。