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立教大学_人材・教育業界_通過エントリーシート (22卒)

立教大学、22卒_の通過エントリーシートです。

学生時代1番力を入れたことを教えてください(600文字)

私は100人ほどの英語劇サークルの照明幹部として、公演の質向上を図るためのチームマネジメントに力を入れ取り組みました。新型コロナウイルスの影響で大会が中止になり、全員が目標を失ってしまいました。そこで、競争性のない自主公演での部員の達成感獲得を目標に掲げ、そのための質の高い公演実施を目指しました。自チームの課題を考えた結果、感染対策による練習日数の少なさから起因する知識不足とモチベーション低下が予想されました。例年の3分の1の活動日数で活動する必要があり、劇作に触れる機会不足の為、劇作のやる気も削がれる恐れがあったからです。そこで私は、①照明知識教育の徹底②練習の振り返り方法の変更という2点で活動の工夫を講じました。講義形式での教育と、実際の照明機材を操作させることで視覚と聴覚に働きかけ、効率的な知識の定着を促しました。また、練習の振り返りをLINEグループのノートに記入し、反省点を可視化させることで全員が責任感と当事者意識を持つことを促し、さらに「逆境の中での公演成功」を言い続けることで部員の意識統一を図りました。その結果、自主公演では観客から高い評価を得ることができ、部員の達成感獲得に成功しました。この経験から、チームを牽引するには明確な方向を指し示し、目標に対する意識統一を図りながら行動することが必要であると学びました。

最近(3ヶ月以内)関心を持っている出来事・ニュースについて取り上げ、概要と関心を持っている理由、自分の意見を記入してください(600文字)

私が最近関心を持っているニュースは、「カーボンプライシング制度導入への本格化」についてです。カーボンプライシングとは、地球温暖化の大きな原因である二酸化炭素の排出を減らすため、炭素に価格をつけ、二酸化炭素を排出した企業や家庭にお金を負担してもらう仕組みです。日本政府はこの制度の導入を本格化し、2050年には温室効果ガス排出量ゼロを表明しました。このニュースに興味を持った理由は、世界の先進国と比べて日本の温暖化対策の遅れを感じていたからです。以前、地球温暖化について特集されていたテレビ番組を拝見した際、すでに北欧諸国では脱炭素を目的とした炭素税を導入し温暖化対策に向けて前進している中、日本の温暖化対策は世界順位で下位に位置しており、世界に比べて劣っていると知りました。私は、炭素を多く排出している日本の責任として温暖化対策を推進する必要があると感じました。カーボンプライシング制度導入を早急に実現するためには、企業への脱炭素における経済的負担を軽減していく必要があり、制度に従った企業にはインセンティブを与えるなど、脱炭素へのプラスイメージを波及させることが重要であると考えます。真の豊かな社会を実現するためには、環境への配慮を心がけながら経済発展を促し、持続可能な社会の形成が必要であると考えます。