働く場所として考えている地域で、働きたい理由(300文字)
私は将来、山口県で働きたいと考えています。その理由は2つあります。1つ目は山口県は私にとって安心できる場所だからです。私は生まれてから22年間、ずっと山口県に住んでいます。山口県は地震や台風などの災害による被害がほとんどないという実感から、安心して生活を営むことができると考えます。2つ目は家族と過ごす時間を大切にしたいからです。昨年、家族みんなで祖父を看取った経験から、これからも家族と寄り添って生きていきたいと強く思うようになりました。そのためには、すぐに家族に会いに行ける距離、つまり山口県内で就職する必要があると考えました。以上の2つの理由から、私は山口県で働きたいと考えます。
学生時代に頑張っていること(300文字)
私が学生時代に頑張ったことは中国語の学習です。私は台湾に8か月間留学し、そこで中国語を勉強し始めました。少人数クラスで毎日3時間、会話を中心とした授業を受けました。中国語を使ってお互いを理解できることに喜びを感じ、中国語の学習に夢中になりました。毎日3時間の予習・復習に加えて、毎週金曜日は言語交換に足を運んで、積極的に人と関わって中国語を話す機会を自分から作ることで、生きた中国語を習得しようと努力しました。その結果、留学生活が始まったころは「你好」と「謝謝」しか言えませんでしたが、パワーポイントを用いた10分間のプレゼンテーションを、原稿を見ずに行えるレベルに達することができました。
働く場所として考えている地域の課題と、それについてのあなたの考え方(250文字)
私が将来働きたいと考えている山口県が抱える課題の1つとして、女性にとって働きやすい環境づくりが不十分であることを挙げます。女性有業率全国42位、共働き世帯の割合40位などの数値を見ても明らかなように、山口県は女性が働きやすい環境とは言えないと分かります。それは男尊女卑のような封建的な価値観の残存が原因であると考えられます。もし私がNHKに入社できたら、そのような価値観に変化を加えられるような番組を制作してみたいと考えます。