公開日:
最終更新日:

ワコール_消費財業界_通過エントリーシート (22卒)

ワコール、22卒_の通過エントリーシートです。

学生時代の学業で関心を持って取り組んだこと(科目名、テーマ、論文) (300文字)

卒業論文は「生きづらさを克服しうるコミュニティの性質について」です。所属する都市社会学のゼミにおける住民主体のまちづくりの視座と、自身の特に関心の高い幸福論を掛け合わせました。現代社会では多くの人が孤独への恐怖と同調行動への嫌悪を併存して抱えています。その中で人々がそのような生きづらさを克服し、それぞれの主観で幸福度を向上させる際、どのような要素がコミュニティに求められるのかについてフィールドワークを通じて研究しました。

学生時代の学業で関心を持って取り組んだこと(関心を持った理由、内容)(300文字)

コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、社会福祉から溢れてしまう存在を明確に意識したからです。特に先の見えない不安や焦りを抱えやすい現代において、経済・健康面など誰の目から見ても明確でわかりやすい客観的な幸福の基準は満たしていても、陰で「生きづらさ」を抱えている人々が多く存在します。近年はhspという言葉でくくられ注目されつつあるものの、明確なラベルがなく行政のセーフティーネットからあぶれて抱え込んでしまうこの感情を社会課題と捉えて解決することは、現代社会において意義のあるものであると考えました。

学生時代の学業で関心を持って取り組んだこと(学んだこと、得たもの)(300文字)

思い込みで一方的な判断をするべきではないということです。調査研究前は、現代社会に生きづらさを抱える多くの人がその解決を目的としてコミュニティに参加および運営していると考えており、そのコミュニティの存在する要素を明確にしたいと考えていました。しかし、コミュニティの利用客は生きづらさを克服することが利用目的であると意識して参加・運営しているのではなく、純粋に交流を楽しむために利用する中で生きづらさを克服していました。時に「福祉」や「支援」は、第三者からの一方的な押しつけになるものだと気づきました。社会に対して価値を提供することは、相手に常に目線を合わせ、自然な手段を以て初めて可能になるのだと学びました。

学生時代にあなた自身が主体的に「答えのない問い」とむきあった経験をもとに、どのように成長できたかを教えてください。(300文字)

一昨年、(コンテスト企画の説明)コンテスト「○○」に出場し、初開催で前例がない中で、コンテストの認知度向上に参加者という立場で向き合いました。活動する中で認知度の低さを課題に感じ、大学周辺地域の方々への認知向上の施策を提案しました。SNSでの大学周辺の魅力発信を全員で継続して行った結果、市からの後援を獲得し、地域イベントに招待されるなど多くの宣伝の場を得られました。地域だけでなく他大学の学生の認知向上を目的とした施策も行った結果、文化祭当日は予想の1.5倍以上の参加者数を記録し、認知向上を肌で実感できました。正解のない状況でも、常に行動を起こし続ける重要性を学びました。

あなたにとっての働く意義と希望される働き方を教えてください。(300文字)

働く意義は、「自分だからこその価値提供すること」です。私にとっては「不安を抱える人に寄り添い挑戦や生きる後押しをすること」です。なぜなら、①学生時代自分の苦手の克服に向き合ってきた経験②第三者から常に勇気をもらうことで自分を肯定することができた経験から、負の感情に寄り添うことに当事者意識があり、かつ多くの人に価値提供する側でありたいという想いがあるからです。そのため、働く上では「常に学び続けられる環境で一人でも多くの人々の背中を押し幸福度を高められる存在でいる」働き方がしたいです。自分自身常に研鑽を惜しまず、人々が前を向いて生きる社会を創る事業に携わることが、自分の生きがいに繋がると考えます。

ワコールを志望された理由を教えてください。(300文字)

貴社でこそ私の将来の理想像を実現できるからです。将来私は不安を抱える人々の背中を押すことのできる存在になり、一人でも多くの人が少しでも胸を張り前を向いて生きることができる社会を創りたいです。そのために、インナーウェアは①人に見せないものであるからこそ真に自分を表現できる②必需品であるという二点から、人々が自分自身を肯定して生きる後押しを自然に寄り添うことでできるため、私が自分のありたい姿を実現するための最適なプロダクトであると考えています。特に、業界のリーダーかつ時代のニーズに合わせたチャレンジをし続けている貴社においては、私の実現したい姿に最も近づくことができると確信しています。

当社の経営理念を踏まえて、今後当社でチャレンジしたい仕事や職種について教えてください。(300文字)

マーチャンダイザーとして、年齢や体型に関わらず人々が多様な美の価値観をもって自分自身を肯定することのできる商品開発や戦略立案に携わりたいです。貴社においてはどの職種でも様々な関わり方で経営理念を体現することができ魅力を感じていますが、特にマーチャンダイザーとして関わることは私の実現したい自分の姿に最も近づくことができると考えています。常に学び続けながら一人でも多くの人が前を向いて生きる背中を押す存在になるため、人々が個性を認められる企画や商品を社会に生み出す戦略を立案することで、「世の女性に美しくなってもらうことによって広く社会に寄与する」という経営理念に携わることができると考えます。