学生時代に力を入れたことについて(400文字)
大学のバドミントン部主将として、練習方法の改善に力を入れたことだ。これまでの部活では各部員の実力や目的が異なるにも関わらず皆で共通の練習を行ってきた。そのため各部員のニーズと練習内容のズレによって生じたモチベーションの低下が課題であった。このズレをなくすため練習メニューの抜本的改善に取り組んだ。各部員にヒアリングを行ったところ一番の原因として、練習メニューの内容に各部員の意見が一切反映されていないことが判明した。そのため、まず始めに各部員のニーズ、最終目標を明確にするため部員1人1人と徹底的に話し合いを行った。時には2〜3時間に渡る電話やプライベートでの食事を交え、各部員からの信頼獲得に努めた。その後、ヒアリング内容に基づき部員毎に練習内容が異なるオリジナルメニューを提案・作成した。その結果、各部員のニーズに合った練習を可能にし、団体戦では当校において20年ぶりに2部へ昇格した。
上記の経験を通して学んだこと(300文字)
「傾聴する姿勢」 私は人と信頼関係を構築する上でまず始めに人の価値観・考え方を知ることが最も重要だと考えている。これまでの大学の部活も先代の主将達が、先輩からの意見やサイトから情報をひたすら集め、部員にとって最も効果的な練習を常に試行錯誤していた。しかし、自身が正しいと思っていた練習と各部員の考え方にズレが生じ結局は部員達の不平不満が溜まってしまった。そのため、まずは部員1人1人を理解するためヒアリングを徹底的に行った。また、ただ人の話を聞くだけではなく価値観・考え方を理解しながら寄り添う姿勢で聴くことが重要であることを学んだ。