あなたが学生生活において、主体となって取り組んだ経験について、 その結果どのような変化があったかを含めて、具体的に教えて下さい。(500文字)
私は学生時代「多様な価値観を持つ人と協働する経験」を得ることに力を入れた。その一つとして大学2年生時にはタイでのインターンシップに参加した。国籍も違う多様なバックグラウンドを持つ学生と課題解決に取り組むという点が魅力的であったため応募し、リーダーを務めた。しかし言語や専門分野、文化の違いにより、メンバー間で情報の理解度や会議への参加度に差ができてしまった。それゆえ議論の流れを理解できず発言できないメンバーが半数だった。そこで私は全メンバーが活躍することを目標に、情報共有を徹底した。自分の母語で説明されたことは、画像や翻訳ツール等を使いその場で他のメンバーに説明し理解してもらうようルール化し働きかけた。情報の質と量を揃えれば全員が同じレベルで議論でき、当事者意識も高まると考えたからだ。これを徹底したことで、全員が積極的に意見を出すようになり議論が活性化しただけでなく、コミュニケーションが増え互いの得手不得手を把握することができた。その結果、各々の得意を活かした仕事をアサインし、社員の方から高評価を頂く提案ができた。この経験から、先入観で判断せず問題を客観的に分析することの大切さを学んだ。
三菱地所のインターンシップに応募する理由について、 どのようなことに興味・関心を持っているかを含めて教えて下さい。(500文字)
2点ある。一つ目は丸の内エリアに強みを持つ貴社が私自身の目標の実現に最適な環境だと考えるからだ。私は留学時の経験から、日本が持つ良質なコンテンツを世界に発信し、世界的なプレゼンスを高める仕事に携わりたいと考えている。そこで、国際的なビジネスセンターとして重要な丸の内エリアを開発する貴社のインターンシップに参加し、丸の内エリアの街づくりをより深く知ることで、自身の目標を実現するために必要な能力を理解し今後に活かしたいと考える。二つ目は「人を想う力、街を想う力」というスローガンに共感したからだ。私は前述の軸に加え「全ての人に響く街づくり」がしたいと考え、総合デベロッパーを志望している。私は東京出身で大学入学の際に大阪に転居したが、大阪の自宅近くは自然が多く、東京の生活とのギャップで心細さを感じていた。そんな時に梅田駅周辺を訪れると東京にいる気分になり活力が湧いた。この経験から、すべての訪れた人に何かの感情や思い出を呼び起こすような街づくりをしたいと考えるようになった。そのため街を訪れる人に夢や感動を感じてもらえるような貴社独自の街づくりを進める上で、どんな工夫があるか学びたいと考えている。
これからの社会の変化を見据え、未来をより良くするために、 東京駅前常盤橋プロジェクトにおいて、 三菱地所ができることについて自由な発想でお書き下さい。(200文字)
下層部のフロアの飲食店のバリエーションを増やすことで「人と人が出会う」というコンセプトをより高いレベルで実現できると思う。丸の内エリア全体から国籍や企業を問わず人が集まる空間にするため、世界的に広く食べられるジャンルからニッチな国の料理までそろえることで、オフィスワーカーに限らずバラエティーに富んだ人々が集まるようになるのではないかと考えました。