学生時代力を入れたこと(600文字)
私は学生時代、個別指導塾で自分なりの方法で生徒の授業の理解度を高め、塾に貢献することに最も打ち込んだ。バイトを始めた頃は、質の高い授業をすることに必死で生徒の理解度に目が向けられておらず、やる気が空回りしていた。私がバイトしている塾の講師は教員志望の学生が多いため、他の講師の授業のレベルの高さに焦りを感じていた。そこで、まずは自分の理想の講師像とは何かを考えた。それは私が中学の頃に通っていた塾の講師のように、教え方が上手いだけではなく、人間的な魅力があり、生徒から信頼される講師だと気付いた。そこで私はただ教え方を改善しようと努力するのではなく、塾内で生徒を見かけたら必ずコミュニケーションを取ることを徹底し、生徒のことを知ることに最も力を入れた。すると生徒との間に信頼関係が生まれ、生徒からの授業中の質問が増えたため授業の理解度を高めることに成功した。教え方が上手い講師が塾内に数多くいる中で、自分の強みは生徒と信頼関係を築くのが上手いことだと気づいた。生徒と積極的にコミュニケーションをとることを意識することで生徒の塾への満足度を向上させ、9人の生徒から講師指名をいただいた。この経験から組織の中での自分の強みや果たすべき役割を見つけ、それを実行して組織に貢献することの大切さを学んだ。