東急株式会社で成し遂げたいことは何ですか。 またそのように考えた経緯を教えてください。(300文字)
街の未来を描き、その場所にあった新たな暮らしを提案したいと考え貴社を志望する。私は、団体や部活動での代表経験から、集団で大きな成果を出す仕事に魅力を感じている。さらに、建築を学ぶ中でソフト・ハード両面から人々の暮らしを創ることに興味を持った。鉄道・生活サービス・都市開発の三つのアプローチを持ち、都心から郊外までの多様な街の未来を担う貴社であれば真にその場所にあった街作りができると確信する。今までの経験の中で培ったリーダーシップと推進力は、沿線住民の方などの多様な意見を集約し街作りを進める貴社の業務においても活かせると考える。貴社の持つアセットと街の特徴を活かし、未来の暮らしを描いていきたい。
あなたが、これまでの人生で高い目標を掲げ、その達成のために自らがチャレンジした経験について、具体的なプロセス・行動を教えてください。(400文字)
【圧倒的アウェーの状況から信頼を勝ち得る!】大学のプログラムに手を挙げ中国に渡り、中国人学生4人と私で2週間の設計課題に取り組んだ。目標として、異なる背景を持つ人と共創することを掲げた。しかし、(1)個々人の設計プロセスの違いによる意見のズレ(2)私抜きで行われる中国語での会話、の2点が原因で信頼を得ることができず設計は難航した。そこで私は、次の日からの2日間で大量の図面を描き、自分の考えを示すことで実力と熱意を認めてもらい、議論ができる土台を築いた。その上で、互いの設計プロセスを整理し共通認識を作った。その結果、双方のアイデアを盛り込んだ提案ができ、最終プレゼンでは建築家から中国と日本両方の長所が現れているという感想を頂くことが出来た。この経験から、信頼関係の構築のために人一倍努力し行動で示すことの大切さと、異なる価値観を持つ人と共創することの難しさ・面白さを学んだ。
東急株式会社が掲げる【東急バリュー】の3つの志(「顧客価値」「挑戦」「共創」)のいずれか一つを選び、複数人数での取り組みにおいて自身がそれを発揮したご経験を教えてください。(400文字)
【挑戦:100人で成し遂げた準備期間1/5】スタッフ100名規模の〇〇コンペ運営に会場班長として携わり、イベントの質を保ったまま準備期間を1/5に短縮した。本番3ヶ月前に、5日間あった準備期間が会場の都合で1日に変更になった。そこで私は、人的と物量的の2つのアプローチで解決策を考えた。前者については、他班のスケジュールを把握し、班を横断した人員配置計画を作成した上で、準備中は各作業でリーダーを決め、指示を任せることにより作業効率化と当事者意識の醸成を図った。後者については、時間のかかる展示台の組立手順を簡易化し、一部工程は大学を借りて事前に終わらせることで会場での作業量を1/3にした。結果として、1日で準備を終えることができた上に、班を横断したことで班を超えた交流が生まれた。この経験から、前例がない中で試行錯誤する姿勢と、目標達成に向けて突き進む推進力を身につけることができた。