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東映アニメーション_エンタメ業界_通過エントリーシート (21卒本選考)

東映アニメーション、21卒_本選考の通過エントリーシートです。

子供たちのためにできること(1200)

私たちが「子どもたちのために出来ること」は、心を豊かにすることだと考える。 まず初めに、子どもは未来を牽引する大切な人財である。現在、昔に比べて経済的にも豊かになったことで、人生の中で自分たちが何をしたいか、今後どのように生きていきたいのかという人生プランを選択する幅が増えた一方で、豊かだからこそ自分で選択する力の欠如が起きていると考えた。そこで、私たちは子どもたちを育てて行く過程で、将来子どもたちが自分の力で生きていき、たくさんの選択に迫られる中で自らの意思で未来を決定する力を持つ人財に育てて行く必要があると考える。 そのような人財を育てていくためにも、まずは子どもたちが成長して行く過程で何かに憧れ、憧れの対象に少しでも近づきたいと努力する経験をすることで夢と希望を持ち、喜びや楽しみ、一方で悲しみや怒りという感情を感じ、自分で何かを考える力を持ち想像力を豊かにすること、すなわち心を豊かにしていくことが欠かせないと感じた。 そこで私たちは映像という媒体から、子どもたちが幼い頃から喜怒哀楽や感動を感じ、映像を見る中で何かを考えたり、キャラクターに憧れ、そのようになりたいと鼓舞させられる経験を提供していくことができるのではないかと思った。 実際に私も、幼い頃におじゃ魔女ドレミやプリキュアを見て強い女の子に憧れて「キュアホワイトみたいになりたい!」と初めて夢を持った経験や、ジブリというアニメ映画を見て喜怒哀楽や感動を感じ、鼓舞させられたりした経験が今の自分を作っていると感じた。このように映像という媒体は、現実ではないからこそ子どもたちに大きな希望や夢を届け、そこから想像力を培い心を豊かにしていけるのだ。 そして映像という媒体だからこそ、日本だけでなく世界に向けても現地に合った映像を提供し、夢や希望を届け心を豊かにしていけるのではないかと考える。特に途上国の子どもたちに対してもそのような経験を提供していくことで、世界中に夢と希望を届け世界中の子どもたちの心を豊かにしていけるはずだ。 以上のことから、私は「子どもたちのためにできること」は映像という媒体で夢と希望を届け、そこから想像力を培うことで心を豊かにしていくことだと強く思う。