はじめに
五大商社と呼ばれる商社トップ企業には、有名大学出身者が殺到するうえ、就活倍率は100倍近くといわれます。
そこで重要になるのが、業界・企業研究。とはいえ、手間も時間もかかるのはイヤ......という就活生のみなさんに!
本記事では、三菱商事・三井物産・住友商事・伊藤忠・丸紅の5社のすべてを、図表とデータを使って、かんたんに把握できるようにまとめました。
現役社員の監修つきなので、時間がないとき、面接前にちょっとした振り返りがしたいとき、ぜひとも本記事を活用してください。
※資料サイズの都合上、PCからの閲覧がオススメです※
<資料サンプル>
1.五大商社とは?
幅広いモノ・サービスを扱う総合商社のうち、特に規模の大きい5社のこと。 八大商社では、以下の3社も数えられます。
総合商社とは反対に、特定のモノ・サービスのみを扱うのが専門商社。 総合商社の子会社や、出資企業も多くあります。
例:三洋貿易(化学品)、メタルワン(鋼鉄)、ラクト・ジャパン(食品)、伊藤忠エネクス(エネルギー)、東レインターナショナル(繊維)など。
2.財閥系と非財閥系
財閥系とは、戦前からの巨大企業である財閥をもとに派生した商社のこと。 財閥に関連する、莫大な資本・事業を持っています。 ただし、今では非財閥系も匹敵する資本・事業を持ち、商社としての力は拮抗しているといえます。
3.五大商社それぞれの特徴
4.五大商社比較(収益・年代別平均年収・採用人数)
収益比較
三菱商事がNo. 1を保持し、伊藤忠商事がそれを追う形がつづいています。 資源価格が上がらなかったこともあり、業界全体の収益は昨年度よりも落ち込み、資源分野への依存度が高い会社ほど大きく収益が落ちています。 今後の収益には、新型コロナウィルス流行の影響が大きく反映されることが予想されます。分野別の収益変化を、きちんと押さえておきましょう。
年代別年収比較
基本的には20代で年収1000万円に達し、30代以降の配属や昇進で年収が大きく変わるようです。海外赴任や役職についた場合は手当が加算されるので、2000〜2500万円に達することも。 会社よりも、部署や配属による差が大きいようです。
採用人数比較
三菱商事・三井物産・住友商事に比べ、伊藤忠商事・丸紅の採用人数はやや少なめ。五大商社すべてを併願する就活生も多いため、採用人数が少ない会社ほど採用倍率は高い傾向にあります。
おわりに
新型コロナウィルスの流行で、産業や社会の仕組みが変化しています。海外との取引が多い商社は、大きな影響を受ける業界のひとつです。
五大商社の特徴をきちんと理解したうえで、今後どの分野が伸びて、どの会社が利益をあげるか、把握しておきましょう。時事問題に絡めた質問もよく出るので、動向を整理しておくと有利になるはずです。
参照: ・三菱商事株式会社ホームページ/同社採用ホームページ、2020年 ・三井物産株式会社ホームページ/同社採用ホームページ、2020年 ・住友商事株式会社ホームページ/同社採用ホームページ、2020年 ・伊藤忠株式会社ホームページ/同社採用ホームページ、2020年 ・丸紅株式会社ホームページ/同社採用ホームページ、2020年 ・就活四季報、2020年 ・マイナビ採用データ、2020年
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