これまであなたが最も力を入れて取り組んできたことについて、目標やその過程などを自由に記述してください。(500)
私が最も力を入れて取り組んだことは大学時の卒業研究です。私はインドネシアの日本向けエビ養殖池における大量死の原因を探る研究を行いました。この分野では既にエビの感染症が原因と予測されていました。しかし養殖池に微生物が大量発生していたことから、私はこの微生物が何か影響を及ぼしているのではないかと考えました。ただ、この微生物に対する研究は研究チーム内で行われておらず、微生物実験に関する知識やノウハウが全くありませんでした。そこで、私は独学で微生物の生態や性質を調べました。その後、研究室メンバーの実験で使っている手段や知見を得たり、他の研究室の先生方や学生に教えを請い、他の生物の実験で使用された方法を参考にしたりすることで実験を行いました。その結果、今までの研究で指摘されてこなかった微生物を発見することに成功し、その微生物がエビの神経に作用する毒成分を放出する可能性を指摘できました。現在この研究は行っておりませんが、以降の研究活動や何かを議論する場において既存の知見に疑問を持ち、徹底的に検証することで新たな可能性を指摘をする力が身に付きました。
JR九州で入社して成し遂げたいこと、携わりたい仕事を具体的に記述してください。(500)
私が仕事を選ぶ上で大切にしているのは「これまでに培った様々な考え方や視野の広さを活かし、社会や会社に貢献できるか」です。特に私は九州で生まれ育ったので、九州の社会基盤や生活に関わることができる仕事に携わることで、近年人口の流出や高齢化などで元気がなくなっている九州に再び活力や元気を生み出せるような貢献がしたいです。現在貴社は鉄道事業だけではなく、鉄道資源を活用した観光列車等の運行や商業施設やマンション建設といった不動産事業など、幅広い事業に挑戦しています。そのため、貴社に入社しそれらの事業に取り組むことで、社会やより多くの人々の暮らしを支えることに貢献できると考えています。その中でも、私は貴社のIT事業でMaaSの取り組みに関わりたいです。シェアリングサービスと公共交通機関を組み合わせた移動サービスの需要は今後高まってくると思われます。そこで貴社の駅や商業施設を起点としたシステムを構築し、観光や通勤通学の場面で利用されることで、駅や商業施設を中心とした街づくりに貢献したいと考えています。これにより、私の実現したい九州の活力や元気を生み出せる貢献が実現できるのではないかと思います。