あなたが、チームとして大きな成果を出すために最も大事なことは何だと考えますか?また、その理由をお答えください。(700文字以内)
チームで大きな成果を出すために大事なことは、2つあると考えます。 1つ目は、他人を尊重することです。チームで何かを成し遂げるとき、誰か一人が意見を押し通しても、それ以外の人は納得したり、理解することはできず、成果を得ることはできません。"one for all, all for one"という言葉があるように、常に周りにいる人のことを考えて、全員の意見を統合する必要があると思います。 2つ目は、計画を実行に移す力です。たとえ全員の意見が統合でき、計画が完了したとしても、それを実行する力がなければ意味がありません。1人であれば実行できることも、複数人いることで、「誰かがやってくれるだろう」という考えを持ってしまうことがあります。このような状況にならないためには、全員が主体性を持って課題に臨むことが必要です。全員が主体性を意識して行動することにより、計画を素早く実行に移すことができ、より大きな成果を得ることができるようになると考えています。 私が現在大学で行っている○○実習では、4~6人のグループで実習を行うことが多くあります。実行力がない人が集まってしまうと、実験操作を進めることができず、また、他人を尊重することができなければ、考察を上手くまとめることもできず、成果発表を行うことができません。このように、日頃からチームで動くことを求められる環境に置かれることで、チームの大切さを実感することができていると考えています。
あなたの今までで1番の困難は何ですか?また、それをどう乗り越えたかお答えください。(700文字以内)
私が今まで経験した一番の困難は、小学生のときに○○を患ったことです。 最初に病名を聞いた際には、それまでの人生で初めて「死」が頭を過ぎり、無意識に涙が流れたことを今でも鮮明に覚えています。当時は自分の治療のことに精一杯で、周囲のことなど考える余裕がありませんでしたが、今になって考えることは、大きな困難に直面したとき、何よりも自分の支えとなるのは、家族をはじめとする周りの人たちの存在であるということです。 さらに、私は入院生活の中で、自分と同じように病と闘う小さな子供たちと出会いました。自分より幼い子供が、必死に辛い治療に耐えているのを間近で見ることで、「自分も負けていられない」という気持ちになり、どんなに苦しい状況も乗り越える決意をすることができました。 1年間の闘病生活から、普通に生活しているだけでは絶対に体験できないような経験を沢山することができ、家族や周囲の人の大切さや逆境に立ち向かう勇気を学びました。この経験は、決して良いものではなく、「病気になってよかった」とは思いませんが、私の人生において一つの大きな財産であることに間違いはないと感じています。