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サッポロビール_消費財業界_通過エントリーシート (21卒本選考)

サッポロビール、21卒_本選考の通過エントリーシートです。

あなたが自ら目標を掲げ挑戦してきたことについて、周囲の人々とどのように連携したかを含めて説明し、そこから何を学んだか教えてください。(1000文字以内)

フロアボール日本代表という目標を掲げ挑戦し,世界という舞台で戦った。 私は大学でフロアボールというスポーツに出逢い,魅了され,打ち込んだ。入学当時,学生日本代表として活躍していた先輩の勧誘をきっかけにフロアボールを始めた。3年生の時にはサークル代表兼キャプテンを務め,大学院進学後も社会人チームで選手を続けながら大学で女子チームの監督をしている。身近に学生日本代表がいたこともあり,私の目標は日本代表として世界でプレーすることだった。 フロアボール人生の中で私は日本代表として世界大会に計4度出場した。 初めて日の丸を背負ったのは2年生の時だ。世界大会は2年に一度しかない為,数少ないチャンスを無駄にしたくないという思いで選考会を受け,無事合格することが出来た。初めての世界大会は,代表としての重圧も含めて心底楽しかった。そして同時に,もっと高いレベルへの挑戦が私を掻き立てた。目標が日本のフル代表として世界大会に出場することになったのだ。 3年生の時2018年開催の世界選手権に向けてフル代表の選考会があった。これまで東北大学出身者でフル代表経験者はおらず,初の試みだった。そこで私は同じ東北地方でフロアボールを通じて知り合った山形大学出身の方と密に連絡を取り合い,一緒に選考会を受けることを決意し,東北で一緒に練習するなどお互いに切磋琢磨した。 選考会はなんとか合格したが,代表選手の中には私よりフロアボール経験の豊富な選手が多数おり,最初の国内練習では私の出場機会は少なかった。日本代表としての誇りを抱きながらも,何もできない自分が悔しかった。そこでこのチームに私が最も貢献できるものは何か考えたとき,それは幼少期からの野球経験で培った俊敏性とスタミナであった。当時同じポジションだった選手の強みは高い技術力だったため私の強みはチームに必要だと感じた。以降,練習後に走り込みをするようにし,どんなに忙しくても週に5回はトレーニングジムに通った。また,短期決戦でも常に万全な状態で戦えるよう体のケアについても勉強した。そして,世界大会では監督に豊富な運動量を認められ,試合にも出場し勝利に貢献することが出来た。 以上の経験から私は,個人一人ひとりの強みを活かすことがチーム力の最大値を出すことに繋がると実感した。また,困難な状態でもまずは現状を冷静に分析することで打開策が見えてくるのだと学んだ。

あなたの専攻している学問について教えてください。(350文字以内)

私は有機金属化学を専攻している。有機金属化学とは,有機化合物と金属とが結合を持つ化合物を扱う分野であり,有機化学と無機化学とが融合した学問領域である。この分野が世界で最も活躍している代表例は触媒である。触媒とは,私たちの身の回りに溢れている医薬品やプラスチックの合成に欠かせない存在だ。例えば,パラジウム有機金属触媒を用いた「クロスカップリング反応」は,2010年にノーベル化学賞を受賞し,これまで不可能と考えられていた医薬品や機能性材料の合成を可能にした。 今私は,金属であるタングステンと14族元素であるゲルマニウムとが特異な結合を持つ新規化合物を合成し,その反応性を研究している。私の研究には,未発見の化合物を合成して政界の不可能を可能にする,そんなロマンがあるのだ。

主な受賞歴や功績について教えてください。(100文字以内)

世界フロアボール選手権2018アジア予選3位,個人賞としてプレーヤーオブザマッチ。 フロアボール東北大会優勝2回,準優勝1回,個人賞としてMVP,ベストシックス他。 第23回ケイ素化学協会シンポジウムポスター賞。