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ケンブリッジテクノロジーアンドパートナーズ_ (21卒夏インターン)

ケンブリッジテクノロジーアンドパートナーズ、21卒_夏インターンの通過エントリーシートです。

あなたの住んでいる街の最寄り駅の近くに小さな映画館(スクリーン1つ、座席40)があるとします。 そこの映画館のオーナーからコンサルティング依頼を受けました。 売上・利益ともに頭打ちの状態で、どうすればこの状況を改善できるか悩まれています。 お客様との初回の打ち合わせはどのような議題にしますか。 また、そのためにどのような準備をしますか (1000文字以内文字)

私は初回の打ち合わせで「お客様の現状と原因の確認」を議題にします。この議題にした理由は2つあります。 1つ目は、お客様の目標を達成するために最適な提案を、最速で創出するためです。議論の根幹となる現状と原因を初回に確認することで、お客様の目標達成に向けた課題を正確に特定することができると考えています。また、根幹を確立することで目標に向かってブレることなく議論を進めることができ、お客様に素早く提案を行うことができると認識しています。 2つ目はお客様と信頼関係を築くためです。私は、実際に私達の提案をお客様が実行する際には、私達に対する信頼関係が最重要になると考えています。そのため、初回の打ち合わせはお客様との信頼関係を築くために最も重要な場になると考えています。お客様と共通認識を持ち、一つになって課題解決に取り組むためにも、議論の根幹をしっかりと確認する必要があると考えています。 私は打ち合わせに向けて4段階に分けて準備します。 1段階目では知識を学びます。具体的には映画業界の動向、街の映画館の経営体系、お客様と同程度の規模の映画館の経営体系、娯楽に関する景気動向についてです。知識はお客様と専門的な議論を交わす際に必要不可欠です。 2段階目ではお客様の現状を理解します。そのために、お客様の所で映画鑑賞をすることや、駅や新聞にある(あった)広告について調べることを行います。実際の経営状況に関しては打ち合わせ当日にお客様から教えて頂くため、それ以外のサービス状況や広告状況などを理解します。お客様のことをどれだけ知っているかは、信頼関係を築くために必要不可欠です。 3段階目では前段階までに得た知識や情報を考慮し原因の想定を行います。今回のケースでは、3つの分野(売上、コスト、外部要因)に分けて考えます。なぜならお客様の目標に合わせて対応できるように分野別に考える必要があるからです。また、あらかじめ複数の想定を行うことで議論が活発化すると考えています。 4段階目では前段階目までのことをまとめた資料を作成します。資料の最初には確実なデータを載せ、お客様が知っている情報と知らない情報がわかるようにします。その後、コンサルタントとして想定した内容を載せます。この時、結論に至ったプロセスをお客様が理解できるように注意して作成します。 以上が私が考える初回の打ち合わせの議題と、それに対する準備案です。