学生時代に最も力をいれたこと
研究室の地方創生プロジェクトで学生20人を束ねる責任者を務めた経験です。私は、事業を成功させるだけでなく、下級生の成長機会を作りました。それまでの他のプロジェクトは、下級生を巻き込んで行えていないことが課題だったからです。そこで私が行ったのは、タスクを細分化して学生をチームに分け、経験の少ない下級生にあえてチームリーダーを任せるということです。リーダーを任せた後輩には、チーム全体を見て指示を出してもらうようにしました。経験者には後輩にノウハウを伝えながらサポートするようお願いしました。この結果、研究室全体に当事者意識が生まれ、事業の成功に繋がりました。さらに、リーダーを務めた後輩の一人が、他のプロジェクトで責任者を務めたいと進んで手を挙げるなど、下級生は頼もしく成長しました。この経験で培った「人を巻き込む力」を活かして、貴社に入社後は、目標達成のためのチームビルディングに貢献したいです。
人生の逆境とそれをどう乗り越えたか
高校三年生の時に第一志望の大学に合格できず、浪人を経験したことです。大学に合格できなかった一番の原因は、他人からの評価を気にしすぎていたことでした。高校生の自分は、優秀な同級生に合わせて自分の学力よりレベルの高い大学を志望校にし、必要な勉強を疎かにしていました。これを反省し、浪人時代は自分が本当に行きたい大学を志望校に決めました。高校の同級生や先生に自分で決めた目標を宣言して自分を奮い立たせ、毎日努力を重ねました。その結果、第一志望校に合格することができました。浪人生活を通して、自分の意思で前に進むことが何より力を発揮するということを学びました。大学では、他人の評価を気にすることなく、ボランティア活動や研究室活動においても、自分のやりたいことやなりたい姿に忠実に行動することができました。社会人になっても、自分で目標を立て、そこに向かって努力を続けられる人でありたいです。
弊社に入社して何を成し遂げたいか
私は、都会と同じように地方でもファッションが楽しめるよう、サービスを展開したいです。背景には、研究室活動を通して北海道の過疎地域に何度も訪れたという経験があります。そこでまちの方から聞いた話のひとつに、車で3時間かけて眼鏡を作りに行くという話がありました。技術の進歩で距離の制約は少なくなっているとはいえ、自分が本当に求めているモノやコトに触れられる機会については、都市部と地方部ではまだ格差があると強く感じています。貴社のビジョンにある「だれもが」を達成するには、「どこに住んでいる人にも」同じようにサービスを提供する必要があると思います。入社後は、どこに住んでいる人に対しても、ファッションを通じて日常の楽しみを提供したいです。そして、都市部と地方部でのモノに触れる機会の格差を無くすことを成し遂げたいです。