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就活ノートおすすめ作成方法!書き方のポイントを解説!

就活ノートは就活を成功に導くために重要なツールです。ただ単に情報を集約するだけでなく、自分の考えをアウトプットし、整理するツールでもあります。何をどのように書けばいいのか、テンプレートになる内容とともに紹介します。

そもそも就活ノートとは?

大学の就職ガイダンスで就活ノートを用意するように言われたり、友人と就活ノート用意した?という会話があったりして、就活ノートを準備するきっかけを得ます。

ところが、実際問題、就活ノートには何をどう書けばいいか分からないという学生は多いです。売られている就活ノートだけが就活ノートではありません。

就活ノートとは、就職活動で必要な情報をひとつにまとめて、自己分析・説明会・などで記載し、アップデートしていくものすべてを指します。

就活ノートに記載するべき内容を大きく分けると、 ・自己分析に関すること ・業界・企業研究に関すること ・スケジュールや進捗管理に関すること に分けられます。自己分析と企業研究は別物ではないので、1冊にまとまっていることが重要です。

■就活ノートのメリットは? 8割の就活生が作成すると言われている就活ノートのメリットは以下のようなことがあげられます。単に情報を集約するだけでなく、自分の考えを整理するためのノートと考えるほうがよいでしょう。

・自己分析の情報が貯まるので自己PRが充実する ・企業情報を一か所に集約できて比較がしやすい ・振り返りができるので成長できる

■就活ノートはノートがいいの?ルーズリーフがいいの?クラウドも上手に活用したい ノートがいいか、ルーズリーフがいいか?それは自分が管理できそうなほうを選んでください。

ルーズリーフだと、抜き差しできますので、必要なページだけ持ち歩くことができます。綴じノートだと、情報がたまっていく感があり、見直したときに充実感を得られます。

また、クラウドも上手に使いたいところです。クラウド上でメモやファイルを管理できるツールもたくさんあります。ノートを持ち歩かなくてもいいですし、いつでもアップデートできます。

ただ、自己分析などを考えるときや会社説明会では手書きのほうが効率的ですので、手書きしたものも合わせてクラウドで管理できるようにしたほうが良いです。タブレットがあるなら、説明会でタブレットにメモ書きすることもできるでしょう。

■就活ノートはいつから用意すべき? 夏のインターンシップの応募の準備をするタイミングから就活ノートを用意するのがのぞましいです。業界や企業など、応募するインターンシップ先を考えるときに活用したいところです。

以下のようなことをまとめておきましょう。

日程やインターンシップ先などの「情報」だけでなく、自分のことを書き出すことが重要です。不完全でも全く構いません。とにかく就活ノートにアウトプットすることを重視すると、就職活動や自分について理解が深まります。

・インターンシップの締切日やスケジュール、内容 ・インターンシップ応募先企業情報 (業界、企業理念、事業内容、インターンシップ内容) ・その企業に興味を持ったきっかけ ・インターンシップを通して自分がどう成長したいか ・自分の強み

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就活ノートのおすすめ作成方法は?

■自己分析のおすすめテンプレート 大学の就職ガイダンスやセミナーに出ると、自己分析に関するレクチャーがあったりします。

それは就活ノートに残しておくべきです。セミナーで紙のワークシートを用いた場合は、就活ノートにはさんでおきましょう。

また、客観データとなるテストの結果も参考になります。大学で何かしら適性検査が提供されている場合は、その結果を就活ノートにはさんでおきましょう。

就活サイトなどで無料で提供している適性検査などでも構いません。プリントアウトしてノートにはさんでおくことをおすすめします。

◆価値観や自分の軸 就職活動の一番最初に行うことの多い自己分析ですが、就活中もずっと自己分析をしているようなものです。 自己分析のプロセスを踏まなくても就活は始められますが、あとで困ることになります。

就活ノートでは、とにかく自分について多角的に捉えて、それを書き出します。以下のような質問に答えるのもひとつの方法です。

・何をしているときが一番楽しいですか? ・これまでの失敗経験は何ですか? ・大学時代に一番時間を使ったことは何ですか? ・どのような性格ですか? ・長所はなんですか? ・やりがいを感じるのはどんなときですか? ・世の中の課題でもっとも解決すべきことは何だと思いますか? ・人生で大事なことは何だと思いますか? ・友人との会話で多い話題は何ですか? ・苦手なタイプはどんな人ですか? ・最近読んだ本はなんですか?どんな感想ですか? ・10年後は何をしていたいですか?

質問に答える形式以外にも、友人との会話で気づいたこと、考え事をしながら歩いていて思いついたことなど、キーワードを書き出すことも重要です。

自分の価値観や自分の軸を見える化することで、自己PRや志望動機の作成、志望する業界や企業の選択に深くかかわってきます。とにかく洗い出しておいて、あとでまとめるのです。何もないところから自己PRを絞りだすのは大変です。

◆他己分析 就活ノートに記載しておくべき内容のひとつに、友人からのアドバイスがあります。自分で自分のことを考えるのは大変ですが、相手のことだったら話せます。

恥ずかしいと思わずに、自分のことを聞いてみましょう。以下のようなことを複数の友人に聞くと、かなり自己分析の材料になります。参考にするとしても、気にしすぎないことも大事です。あくまで一面でしかありません。

・第一印象は? ・長所は何だと思うか? ・それはどのような場面で思ったか? ・どんな性格だと思うか? ・それはどのような場面で思ったか? ・友人間でどのような役割であることが多いか?

友人が答えてくれたことに対して、自分自身ではどう思うかについても就活ノートに記載しておくと、あとで使いやすいです。

■業界・企業研究のおすすめテンプレート 業界や企業について研究するときに、あとで見返せるように就活ノートにまとめておくと便利です。

例えばエントリーシートの提出の際に色々調べて書き上げたとしても、調べたことが残っていなければ、面接のときに知識と情報の幅が狭くなります。

就活生が業界や企業を調べるときに陥りがちなのが、企業を評価する視点に立ってしまうことです。自分にとって良い悪いを判断するのは構いませんが、評論家のようになってはいけません。重要なのは自分と照らし合わせながら調べることです。

◆企業情報について ・企業名 ・業界 ・事業内容 ・代表者名 ・経営理念 ・基本給 ・年間休暇 ・福利厚生

・この企業に魅力を感じる点 ・自分だったらどう活躍できそうか

・インターンシップのスケジュール ・エントリーシート提出期限 ・説明会予定 ・Webテスト、筆記試験、面接の予定 ・連絡先 ・採用担当者

◆業界情報について ・市場規模 ・1位のリーディングカンパニー ・主要企業 ・商品・サービス ・顧客 ・業界の魅力・将来性 ・業界ニュース(「業界別ニュース」と検索したり、業界新聞を読む)

■スケジュール・進捗管理のおすすめテンプレート 就活では複数の企業の選考を当時に受けることになりますので、その予定や進捗管理をするのは意外と大変です。締切予定を管理するだけでも混乱することがあります。

おすすめなのは、手帳だけで管理するのではなく、就活ノートで管理する方法です。大手企業だと新卒採用用にマイページがあったりしますので、IDとPWの管理も必要になってきます。説明会の予定、ES提出日、実際に提出した日、面接予定などを書き込めるようにしておきましょう。

◆進捗管理シート ・企業名 ・説明会予定(日程、時間、会場) ・ES締切日、ES提出日 ・採用テスト締切日 ・面接予定(日程、時間、会場) ・マイページID/PW ・備考

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作成した就活ノートを上手に使う方法とは?

就活ノートは一度書いたら終わりではなく、就職活動中常にアップデートするものです。 就職活動はその準備から含めると、長丁場になります。毎度取り組むことは、後で思い出せないことが多いです。

そんなときに、就職活動を支えてくれるのが就活ノートです。選考のプロセスに応じて、活用し、更新していきましょう。

■エントリーシート提出時 3年生であれば夏のインターンシップの応募が一番最初のタイミングになるかもしれません。就活ノートに書き留めた自己分析のキーワードをもとに、自己PRを作成します。

自己PRを何度も書きながらブラッシュアップしていくことをおすすめします。提出した自己PRは分かるようにしておきましょう。WEB提出であれば、プリントアウトしてノートに挟んでおくとよいでしょう。

■説明会当日の上手な書き方:自分の気持ちを書くこと 会社説明会では就活ノートは必携です。会社のパンフレットは配布されたとしても、投影したスライドは配布されないこともあります。人事の方が話したことなども含めて、重要なことは書き留めておきましょう。

会社説明会でおすすめしたいのが、自分の感じた気持ちを書くことです。就活生は、説明された事実、例えば、売上高、事業内容などはよく記載します。しかし重要なのは、事実に対して自分が感じた気持ちを書くことです。

なぜかというと、後日志望動機を書くときに、就活ノートに事実しか書いてないと、その事実をもとにもう一度考えなければなりません。

自分の気持ちがノートに書いてあると、それをもとに膨らませることができます。簡単でよいです。「企業理念のここが好き」「この種類の営業はできそう」「先輩優しそう」などです。

■面接の様子を書いておくこと 面接前には必ず就活ノートを見直し、自己PRや志望動機などを見直しておきましょう。 面接は話して終わりではなく、面接官からの質問にどう答えるかが重要です。就活ノートに書き出した過去の経験や価値観を見直して、質問に答えるイメージを膨らませておきましょう。

また、受ける企業について調べたことや説明会で書いた気持ちなどを見て、志望する企業に対する想いも盛り上げましょう。誰でも面接は緊張します。就活ノートを見直すことで、緊張はしても自信をもって答えられるようになります。

面接が終わったあとも重要です。面接が終わったらすべて終わりではありません。次の選考に進む場合もありますし、一度の面接で就活が終わることも滅多にありません。

まずは自分自身の反省点を記入しておきましょう。また、企業に対して受けた印象も書き留めておきましょう。就活生側も企業を選ぶ観点もありますので、良い印象だったなら何が良かったのか、残っている面接官の言葉があれば控えおくことをおすすめします。

入社後に、面接官だったエライ人と面接の様子について話すこともあるかもしれません。

本コラムの情報をもとに、自分なりの就活ノートを作成してみてください。就活ノートが充実すれば、就活も充実します。

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