Publish date:
Last updated at:

自己分析が10分で完成? 活躍できる環境を知るための「自己分析ツール」とは

2017年度HRチャレンジ大賞(奨励賞)とHRテクノロジー大賞(管理システム部門)をW受賞した同社。今回リリースした「自己分析ツール」は、内定をもらうためではなく、"入社後の活躍"や"キャリア形成"に目を向けた就職活動支援ツールとのこと。

自分の特徴を客観的に理解し、自分の適性を知るためのツール

セプテーニグループの「自己分析ツール」は1分程度のエントリーと10分程度の性格診断テストの受検によって、自分の特徴やクセをフィードバックしてくれます。

例えば、「自分の"個性"はどういったものなのか」「どんな環境で自分が活躍できるのか」「自分はどんな動き方をすれば最もパフォーマンスが発揮されるのか」など、自分を客観的に理解するための情報を得ることができます。

一般的な検査では「言語・非言語の基礎能力」や「大まかな性格傾向」など「個人」を分析することはありますが、セプテーニグループの「自己分析ツール」の一番の特徴は、「個人」だけではなく、チームや仕事との「相性」が重視されていること。

「自己分析ツール」を使用することで、「どんな職場・人間関係の元で高い成長が見込めるのか」といった、自分の個性を最大限活かす「環境」がどれだけ重要であるかが理解できます。

フィードバック資料には、自分の個性・適性が記載されており、客観的な自己分析が可能な他、自分のアピールポイントをしっかりと言語化してくれるので、ESや面接時の自己PRにそのまま活用することができます。

また、就活スケジュールに応じて個性に合わせたアドバイスが届くので、面接対策や会社選択の参考にすることができるでしょう。

セプテーニグループの人材育成について

セプテーニグループには、「人的資産研究所」という組織が存在します。

人的資産研究所では「社員一人ひとりのパフォーマンス最大化」を目的に、約20年間蓄積した人材データを分析し、"人材育成の構造"を科学的な観点から明らかにする研究を行っています。 人的資産研究所では「育成方程式(下記図)」という概念に基づいて研究を行っています。

この研究によって、一人ひとりの「個性」を把握し、その個性に合う「環境(仕事・チーム)」で経験を積むことで、より大きな成長が見込めるという結果が出ているということです。

※人的資産研究所 2016年6月研究レポート「相性配属の検証結果及び育成メカニズムに関する考察」 ([https://www.septeni-holdings.co.jp/hcreport/pdf/report02_03.pdf])

新入社員の配属のほか、入社後の人事異動の際にも、チームや仕事との相性をもとに「この社員はあのチームに配属することでよりパフォーマンスを上げることが期待できる」というデータによる予測をもとに人材配置を決めています。これによって異動後目覚ましい活躍を遂げた社員の事例もあるそうです。

※人的資産研究所 2015年12月研究レポート「適材適所を実現する異動に関する調査結果」 ([https://www.septeni-holdings.co.jp/hcreport/pdf/report03_02.pdf])

この人材育成のテクノロジーを活用し、学生が自分の「個性」と、それに合った「環境」を理解できるように開発したものが「自己分析ツール」なのです。

「内定」ではなく「入社後の活躍」をゴールに

セプテーニグループの「人的資産研究所」の研究では、「選考エントリー企業数(就職活動にかけた時間)や内定数(就活の成果)と、入社後の活躍度には相関がみられない」という結果が出ています。一方で、インターンシップ経験のある人は、入社後に大きな活躍をする可能性が高いという結果になっています。

これらの結果から、インターンシップに参加する学生は、経験でしか得られないリアルな情報に関心があり「働く環境との相性」という観点を明確にしながら就職活動をしていると考えられ、そのため入社後のギャップが少なく、入社後の活躍・成長につながっているとしています。

※人的資産研究所 2017年9月研究レポート「就職活動は入社後のキャリア形成に影響を与えるか」 ([https://www.septeni-holdings.co.jp/hcreport/pdf/report01_06.pdf])

しかし、インターンシップの実施は大都市に集中しており、住まいやスケジュールなどの問題で参加が難しい学生が多くいます。

セプテーニグループの「自己分析ツール」では、時間や場所の制約に縛られることなく「自分と相性のいい環境」を明確にでき、将来の活躍に向けたキャリア形成をサポートしてくれます。

就活を効率化したい方、自分の個性データに興味ある方、将来のキャリア形成を考えている方、ぜひ一度「自己分析ツール」を利用してみてはいかがでしょうか。