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【例文付き!】公務員の志望動機を作るために必要な3つのこと

公務員を志望する理由の上位をしめるのは「安定している」「休日休み」「福利厚生」。そんな理由から公務員を志望する就活生は多いはず。すると、困るのが「志望動機」。 そんな公務員志望学生に向けて、志望動機の書き方とポイントを例文付きでご紹介します。

公務員の履歴書で頻出。志望動機の書き方とは。

「安定している」「福利厚生が充実している」とのことから毎年人気の公務員。安定志向の学生が増えていることから、地方公務員の人気は上がっています。

「解雇されない」という絶対的な安定感から公務員を志望する学生も多いはず。そんな公務員志望の学生に向けて。

安定しているを軸に公務員を選んだは良いものも、それ以外に明確な軸がなく志望動機作りに苦戦しているのでは?

民間と違い公務員試験の勉強もあることから、満足に自治体の情報を調べたり、自己分析する時間も少ないと思います。

そんな就活生に向けて、志望動機を作る際に気を付けるべきポイントと、志望動機の書き方、そして志望動機の例文をご紹介します。

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公務員では志望動機などの対策を軽視しがち

まず、志望動機を含め面接や履歴書対策がなぜ重要なのかをお話したいと思います。志望動機の書き方について知りたい方は次の章まで読み進めてください。

「公務員はコミュニケーション能力がなくてもなれる」そんな噂から、民間受験者に比べてコミュニケーションに苦手意識を持っている公務員志望者は多いです。

そして、公務員の受験者は筆記試験対策に注力することからも、面接試験や履歴書を軽視しがち。

しかし、公務員にもコミュニケーション能力が必要ですし、そのために面接試験や履歴書の志望動機など、筆記試験以外の項目を重視する自治体も増えてきています。

例えば、市役所の仕事であれば、市民からの問い合わせが殺到します。

その対応も市役所の役員の仕事です。これらの問い合わせに対応し、市民を納得させるためにはコミュニケーション能力が必須となります。

なので、公務員の採用側もコミュニケーション能力のある人材を求めています。

そのために、きちんと面接対策をすることが内定を獲得するために重要なのです。

また、詳しくは後述しますが面接は履歴書に書いてある内容をベースに行われます。

したがって、面接をスムーズに進めるためには履歴書の内容もブラッシュアップする必要があります。

「履歴書は通れば合格」ではないことに注意して、履歴書を作成してくださいね。

今回は志望動機の書き方についてお伝えしますが、面接対策のために自己PRなども用意していくことをおすすめします。

自己PRについて対策したい方は以下記事を参考にしてください。

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公務員の志望動機を書く際に気を付けるポイント

志望動機の書き方をおさえる前に、書く際に気を付けるべきポイントを3点ご紹介します。

①履歴書を元に面接が行われることに気を付ける ②安定性や福利厚生を志望動機にしない ③誰でも作れる志望動機にしない

それでは1つずつご紹介します。

①履歴書を元に面接が行われることに気を付ける

これは、履歴書に志望動機を書く際にもっとも気を付けるべき、公務員特有のポイントです。基本的な公務員の選考フローは以下のようになっています。

履歴書提出 ↓ 筆記試験 ↓ グループディスカッション、面接

ここで注目して欲しいのは、筆記試験の前に履歴書提出があること。

この選考フローにより、履歴書の提出が面接が実施される日よりだいぶ前になってしまいます。

そして、公務員志望者は筆記試験対策が忙しいことからも、面接対策を後回しにしてしまいます。

すると、面接で話す内容が固まってない状態で、履歴書を作成してしまうパターンが多いです。

用意不足の履歴書のせいで、面接試験に落ちてしまう。

せっかくたくさん勉強して筆記試験に合格したのに、その後の面接試験で落ちてしまっては、目も当てられません。

そうならないためにも、履歴書が通りそうな志望動機を作るのではなく、自分が面接で話しやすいような独自の志望動機を作成してください。

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②安定性や福利厚生を志望動機にしない

自治体に守られていることによる絶対的な雇用の安定と、休日や福利厚生の充実は公務員就職における大きなメリットです。実際にそれが理由で公務員を志望する就活生は多いです。

しかし、安定性や福利厚生を志望動機として話す、または履歴書に書くことは絶対に避けてください。

安定性や福利厚生を志望動機にしてしまうと、「熱意のない人だな」とマイナスの評価に繋がってしまいます。

公務員の面接官が就活生に求めていることは公務員として働くことに対する「熱意」です。

公務員の仕事は「役所仕事」と揶揄される事もあり、楽なものだと勘違いされがちです。しかし、実際には楽な仕事ではありません。

例えば市役所の仕事は市民相手です。

その対応しなければいけない市民の中にはイライラを役所の人にぶつける人、耳が遠くなって会話が難しい高齢者など、さまざまな方がいます。

また、地味な上にミスは許されない仕事を淡々と繰り返さなければなりません。そして、自分が志望している仕事につけない可能性もあります。

そんな大変な仕事をやり切るには、「熱意」が必要なのです。なので、志望動機では安定性や福利厚生を志望動機とせず、あなたの「熱意」を表明してください。

③誰でも作れる志望動機にしない

最後に気をつけて欲しいことは「誰でも作れる志望動機を作らない」こと。

「客観的な情報」のみで作られた志望動機は誰が書いても変わらない。誰でもコピー&ペーストで作れてしまう志望動機は面接官に刺さりません。

例えば、

「〇〇市の施策は、長期的な少子高齢化を見据えたとても良い施策だと感じました。なので、〇〇市を志望します」

という志望動機。このような客観的な情報のみで作られた志望動機は誰でも作れます。

そうではなく、なぜ少子高齢化に興味があるのか、少子高齢化対策を講じているのはどこの自治体も同じなのにあなたはなぜ〇〇市の施策がよかったのか、あなた自身の価値観を述べる必要があります。

この解決策として、自己分析をすることをおすすめします。自己分析をすることで自分自身の価値観を明確にし、言語化してください。

そうすることで、あなたの価値観をベースに志望動機を作ることができます。それは、あなただけの志望動機になります。面接官はそんな志望動機を求めています。

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志望動機の書き方は?公務員の内定につながる基本文法

ここまで、志望動機を書く際に気を付けるポイントをご紹介しました。

しかし、これだけでは実際にどのように志望動機を作れば良いのかわからないはず。

ここからは、志望動機を文字に起こす際の基本文法をご説明します。

そこで、志望動機を作るフレームワークをご紹介します。 フレームワークの流れとしては3ポイントです。

① 冒頭で志望動機を簡潔に述べる ② 公務員を志望した理由を述べる ③ 公務員の中でもその自治体を選択した理由・きっかけを述べる

それでは、3つのポイントについて順番に解説していきます。

① 冒頭で志望動機を簡潔に述べる

まず冒頭で、志望動機を簡潔に伝えます。

前提として、志望動機はあなたがその自治体に入りたい理由と、その根拠として個人的な経験や価値観を知り、志望度を測るための設問です。

つまり面接官が一番知りたいのは「自治体を志望した理由」です。その後に個人の価値観や経験を知ることで、志望動機の裏付けをします。

そのため、結論ファーストで「志望動機」を伝える。その後に価値観や自分の経験を伝える書き方が読み手に伝わりやすい書き方と言えます。

② 公務員を志望した理由を述べる

なぜ、民間ではなく公務員なのか。

それは面接官にとって、重要な要素です。一般的に就職活動では、民間か公務員かを選択したのちに、自治体を絞ります。

そのため、まずは公務員を志望した理由を述べることで、面接官により志望度を伝えることが出来ます。

ここでは、公務員を志望した理由を自身の経験や価値観を絡めて伝えると面接官の納得度が増すでしょう。

③ 公務員の中でもその自治体を選択した理由・きっかけ

最後に公務員の中でも自分がその自治体を選択した理由ときっかけを述べます。

ここでは、「その自治体のどんな要素に惹かれて志望したのか」「その要素になぜ惹かれたのか」「その要素に惹かれたきっかけは何か」を明確にします。

この段階でも、誰でも書ける志望動機にならないために、自身の経験や価値観を絡めてください。

そして、その自治体に魅力を感じた経験やきっかけを元に、自治体を選んだ理由を伝えると、納得度の高い志望動機となるでしょう。

ここまでは、志望動機の書き方のフレームワークをご紹介しました。

ここからは実際に志望動機の例文とそこから学ぶコツをお伝えします。

【例文】公務員の志望動機とそこから学ぶコツ

例文 : 地方公務員(市役所)

私は、〇〇市の役員として【自然と人の共生】といった面から、地方の活性化に努めたいと考えています。

私の地元は自然が豊かでした。そのため、幼少期から自然と触れ合って育ちました。

しかし、地元の街開発が進み自然は減っていきました。

街開発が進むことは良いことですが、それと引き換えに自然が減っていく現状にもどかしさを感じました。

そして、現代の子どもたちはスマートフォンの普及とともに自然と触れ合う機会が減ってきています。

私はここに課題を感じ、【自然と人の共生】を実現できる街づくりを実現したいと考えました。そして、その夢の実現にもっとも近い職は地方公務員でした。

中でも、〇〇市では街の緑化プロジェクト〇〇を推進しており、私の求める【自然と人の共生】の実現にもっとも近い自治体であると考えました。

私は現在大学で自然科学を学んでいます。その知識を活かして、プロジェクト〇〇の推進に貢献出来ます。

他にも、少子高齢化問題を解決するために、子どもや高齢者向けに自然を体感するイベントを企画したいと考えています。

以上の理由から、〇〇市を志望します。

地域の緑化に努めたいといった思いから、地方公務員を志望する志望動機。この志望動機のポイントは2つ。

1つ目は、自然が無くなることにもどかしさを感じたという明確な原体験があること

この原体験があることで、地域の緑化に努めたいという動機の根拠が生まれます。

2つ目は、自然を体感するイベントを企画したいという、具体的なアクションプランを提示することで「熱意」を伝えられていること。

このように、あなたがどのように自治体に貢献できるかを具体的に表現できると「熱意」が伝わる上に、面接官はあなたが活躍する様子をイメージしやすくなります。

このように例文を参考にして、原体験のあるあなた独自の志望動機を作ってみてくださいね。

原体験がきちんとある志望動機の方が面接の場でも「熱意」を持って語れるできるでしょう。

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公務員の内定を掴むために出来る対策

公務員の志望動機の書き方についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。志望動機でどんなことを書けばいいかの想像ができたと思います。

これを元に志望動機を作成してみてくださいね。しかし、

「志望動機は完成したけど、不安だから誰かに添削してもらいたい」「でも、知り合いにみてもらうのは恥ずかしい」

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