エントリーシート概要
年度:2020卒 選考:本選考 職種:セールス
あるグループに参加し、全体を率いて、必要なサポートを獲得し、卓越した結果を実現した実例を説明してください。(500文字以上700文字以下)
私は、2018年度の新入生勧誘で部員全員を率いた結果、過去15年間で最高の13人の部員とマネージャーを獲得したことによって、1年生の仕事効率化を図るきっかけをつくり、部活の組織作りに促すことが出来た。その際に、私は勧誘方針の変更とそれに伴う企画立案・管理を行った。 テニス部では幹部が中心となって2017年度から結果を出せる組織作りを進めていたが、チームで昇格という目標を達成することが出来ていなかった。当時のテニス部が結果を残すことが出来ていなかった原因として、組織内の変革は進んでいたものの、従来の組織文化を変えることが出来ずにいたことで、制度面での変革が実行できていなかったからであった。 そこで私は4年連続で減少している新入生数に注目し、テニスが好きであり打ち込みたいと考える人をより多く集めることで組織変革に貢献しようと考えた。そのためには、入部を検討している新入生の不安である、組織内の理不尽な厳しさがあるという印象を解消する必要があった。また同時に、各部員が結果に対しての意識を改善するために、責任感を持ってもらおうと考えた。そのためには、各個人がテニス部内で注目される存在である認識を持ってもらうことが必要であると思った。これらの問題を解決した方法が、SNSでの広報活動であった。まず、新入生に向けては動画媒体を利用し、テニスが上手くなるための設備や支援、組織運営の整備が進んでおり、目標に対して打ち込めば実現できる環境であることを伝えた。その結果、2018年度では全大学中2位の紹介動画の再生回数を記録した。 また、SNSでは大学のマークを入れ、代表しているイメージを持たせるような各部員紹介とテニス部の好きなところの紹介を行った。その結果、過去15年で最大の部員数を集め、その新入部員による変革を実現する環境を作ることが出来た。
他者とともに仕事をする上で、見解の相違があっても生産的な関係を作り、保つことができたときについて説明してください。(500文字以上700文字以下)
わたしは、留学からの帰国後に部活運営方法についての意見の相違を解消し、テニス部で活動する上での意思を再確認し合い、さらに良い運営方法を実現した。 テニス部は、団体戦での勝利をすることが一番おおきな目標となっている。 私はテニス部の運営に関わり始めた2016年の秋から、お互いに尊重し合いながらも競い合う組織作りを行ってきた。 しかし、2018年度の秋から留学によって部活動を休止している最中に、部活動を運営していく代が変わったことによって帰国後に目標の実現方法が変わっていた。 その代では、結果を残すために、試合に出場する部員だけ練習を集中して行い、昇格を実現しようとしていた。 こうした方法の違いについて、私は従来まで行っていた方法を主張するのではなく、そのような方法に変更した理由とその方法におけるデメリットを改善するために自分が貢献できることは何かを探し、実行した。 私の留学中にあった変化として、監督が仕事の都合によって付けなくなってしまったことと、部活運営を主導していく主将が主体的にチームを引っ張らないために、周りの幹部が結果だけは出さなければいけない状況で板挟みになっている2つが対話を通して分かった。 そこで、試合に出ていない部員が成長していくための仕組みを整備した。また、その主将に誰もが意見をぶつけることが出来ていない状況であったため、この部活動に参加している理由など本音で話し合うために説得を行った。その結果、同期から主体的に動くことが出来るようなサポートを受けることによって、部活に貢献することが出来るようになった。
あなたがプロジェクトの方向を変え、その結果、時間やコストが削減された例を説明してください。(500文字以上700文字以下)
私は母校の高校テニス部の合宿に自らコーチとして参加することによって、合宿における支出を3割カットしたと同時に、その後の大会でチームが団体戦で2年ぶりにベスト8に進出するきっかけを作ることが出来た。従来まで高校生たちは、合宿はコーチから集中的に教えてもらう機会という認識をしていた。しかし例年、合宿後にテニスのレベルは向上しているのにも関わらず、大会で結果を残すことが出来ていなかった。 その原因を、私がコーチの休みの日に代行した際に、指示に関しては行動することが得意であるが、自らが考えて練習を行っていく主体性がない点であると気づいた。突出して強い選手がいない高校テニス部では、実力が拮抗しているため、人間関係の悪化を懸念して意思を持って活動している選手が少なかったのである。 そこで、プレーしている高校生の自主性がそだつようなサポートを合宿を通して行い、合宿後に高校生たちが自主性をもって練習していくようにするプランを提案した。 合宿では目標管理シートとお互いにFDし合うミーティングを毎晩開催した。また、1週間の合宿中に目標を実現出来るような形で練習のコーチングを行った。その結果、目標を合宿後の大会前には全20人が達成した。高校生たちが主体性を持って向上した技術によって団体戦でベスト8の結果を残すきっかけになったと思う。また、合宿費を削減できたことによって、テニスボールの買い替えや試合遠征費を増やすことが出来たとともに、高校生たちの保護者への負担をへらし、信頼を得ることが出来た。