目標を達成するために、集団で取り組んだ経験を教えてください。(330文字)
最優秀賞の獲得を目標として、都市デザインコンペに取り組みました。研究室の同期、外部の建築家、および行政の方と共同で行いました。しかし、各々が持つ背景が全く異なる3者であったため、各者の求める理想像に差異がありました。この差異を埋めるために、行政の考える抽象概念をデザインに、建築家が描くデザインを言語に変換することに尽くしました。こうして他者の意見を尊重しつつも、自分たちの描く理想像を見失わず、表現することに努めました。この作業を4人の同期と分担しながら行うことで、納得のいく作品を完成させました。結果として賞の獲得はできませんでしたが、この経験から、仲間との連携、そして他者の立場を読み取り真摯に向き合うことの大切さを学びました。
最も難易度の高かった取り組みについて教えてください。(330文字)
地方自治体での地域おこしインターン事業です。まちづくりの実践を目的として、地方自治体に半月間滞在し、地域活性化のアイデアを提案しました。私は半月という限られた期間を効率的に過ごすために、日々合う人々や物事に対して興味を前面に押し出し、笑顔と質問を心がけることで、人脈と情報を徹底して増やしました。こうして自分の味方を増やすだけでなく、事務局長と毎日コミュニケーションを取ることで、最初はあまり話を聞いてもらえなかった事務局長からの信頼の獲得に努めました。最終的に地域の若者を交えた定期的な会議を開催することを解決策とし、そのメリットをステークホルダーごとに分解し解説することで、地域の方々の協力もあり、提案を受け入れてもらいました。
社会人として働く上で、ご自身が大切にしたい軸や考え方を教えてください。(330文字)
2つの軸があります。 1つ目は常に学び続けることです。変化が激しいと言われる現代においては、日々変化する物事を適切に判断し、活用していくことが大切だと思います。社会人は学生よりも責任が大きい分、社会に提供する価値にも責任が伴い、それらを最大化させるために学びは必要だと思います。 2つ目は仕事に対して考え抜くことです。特にデベロッパーはまちづくりを指揮する立場であり、多くの異なる立場の人々を相手にすると思います。そこに混在する多種多様な想いをまちに還元する必要があり、少し考えただけではこれを実現することはできないと思います。多くの困難に対して真剣に向き合い、考え抜くことを大切にしたいです。